猫耳とは、文字通り、猫の耳だ。それを模したアイテムを装着した女のコは、マニアにとって萌えの象徴になるそうだ。また、女のコたちの間でも、普通に可愛いアイテムとして定着しているという。
今回お相手となった女のコ“リナちゃん”は、年齢は20代前半と若く、茶髪の長い髪にゆるくウエーブがかかっていて、いかにも神戸ギャルといった感じのコだった。猫耳をつけたリナちゃんは「今日はヨロシクにゃん!」と挨拶してきた。
この時点で萌える人は萌えるのだろう。筆者の場合は、通常のソープランドではあり得ないフランクさに面食らってしまったが…。
その後も語尾に「~だにゃん!」といった猫語(?)を使ったり、コミュニケーションのボディタッチもじゃれるような感じで猫パンチを繰り出してくるリナちゃん。最初こそ違和感や照れもあったが、お風呂では「お湯加減はいかがかにゃん?」、全身リップの際には「気持ちイイにゃん?」と立て続けで話しかけられれば、次第に「可愛い!」と思えてしまうのだから不思議なものだ。
コトを終えて、猫耳を外したリナちゃんが「いかがでしたか?」と感想を求めてきた。なんでも、この『N』はリニューアルしたばかりで、その際にコンセプトを“猫耳萌え”にしたのだという。
ここで筆者は「リアルニャンニャンだった」と答えてしまった。すると、リナちゃんの顔にはクエスチョンマークが…。
性行為を意味する隠語である『ニャンニャン』。1980年代前半に起きた当時のアイドルのスキャンダルをキッカケに流行った言葉だ。思わずそれが出てしまったワケだが、20代前半の彼女に伝わるハズがなかった。もしかしたら、「困ったにゃん!」という猫語で逃げればよかったのだろうか…。
(文=子門仁)