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喉越しは最低だと思われるが、ザーメンは立派な飲み物である。ただのタンパク質の塊で、不純物はほとんど含まない精液。唾や汗なんかよりずっと清潔なので、いくら飲んでも健康に悪影響を及ぼすことはないだろう。
一方、マン汁なんてものは不純物の塊みたいなものだ。生理の前後のマン汁は更に最悪なのは言うまでもない。
だが、それがどうした。
男たるもの、どんなマン汁であっても美味しそうに舐めるべきだろう。それがセックスさせてくれる女性に対しての最低限の礼儀ではなかろうか?
そんな矜持を胸に抱きつつ、今日も出会える系サイト巡りに余念のない筆者なのである。
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今から会えませんか?
いま新宿にいます。
ちょっと彼との仲がイマイチになってしまい、3カ月くらいエッチしていません。
こんなに長い間エッチしていないのは初めてなので、ちょっとおかしくなってます。
年下君は苦手なので、包容力のあるオジサマに抱かれたい気分です。
書込み日時:7/0* 18:52
受付メール数 :0/15
♀リンカ(若葉マーク)
20代後半
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この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイト【ワクワクメール】のアダルト掲示板で発見したものだ。20代後半だというリンカちゃんのムンムンとした色香が、行間から漂ってくるような書き込みである。
これを見た瞬間、トコショーレーダーがピクンと反応した。コイツはマジもんの書き込みだろう、と。
そこからの反応は早かった。7年以上前に購入した携帯電話を華麗に操り、ポチポチっとファーストメールを書きあげたのだ。
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こんばんは、リンカさん。
都内の会社員、ショーイチ・36歳です。
さきほど、偶然リンカさんの書き込みを見つけちゃいました。
私もここしばらくセックスレスで悶々としていたんです。
とにかく女性に尽くすのが大好きな私なので、リンカさんをトロトロにしたいです!!
5分後でも数時間後でもヒマしてますので、検討してもらえたら目茶苦茶嬉しいです!
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こんなメールを送信したところ、ものの数分ほどでリンカちゃんから返信が届いた。そこからトントン拍子に話が進み、アッサリと約束が成立したのだ。
待ち合わせ場所は新宿アルタから徒歩10数秒ほどのところにある大型靴屋の前。所用でドタバタしてしまったが、なんとか約束の時間の数分前に到着した筆者。
すると、すでにリンカちゃんらしき女性が立っているではないか!
ウー、ウー、ウー!!
彼女を一目見て、筆者の脳内でサイレンが鳴り響いた。コレはヤバいかもしれない。
尋常じゃないくらい美人ではないか!!
つ、美人局? それとも何かの罰ゲーム? どこかでコチラを窺っている輩がいるのでは? どこからかカメラで撮影しているのでは? 足元に目を落とし、靴ひもがほどけていないことを確認する筆者。よし、大丈夫。これならダッシュで逃げられそうだ。
運動音痴の筆者だが、逃げ足の速さだけは自信がある。最悪の場合、道を尋ねるふりして交番に駆け込めばいいだろう。
警戒しながらジリジリと彼女に近づいていったのである。
近づくにつれ、リンカちゃんの容姿が鮮明となる。彼女の顔は、フリーアナウンサーの中田有紀を少しだけ柔和にした感じだ。スレンダー体型で、スカートから伸びた足が強烈に美しい。
結婚したい!
惚れっぽい筆者だが、一目見て結婚の二文字が浮かんだのは初めてのことだ。こんなイイ女と毎晩ヤれるのなら、エロ業界から足を洗っても構わない。エロ以外になんの取り柄もないので収入は激減するだろう。しかし、それほどの価値があるように思えたのだ。
先程までの警戒心が一気に吹き飛び、酩酊したかのような気分となってしまった筆者トコショー。誘蛾灯に誘われる羽虫のように彼女に向かって歩みを進めたのだった。
「こ、こんばんは。リンカちゃんかな?」
「はい。ショーイチさんですか?」
「う、うん。さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチです。今日はよろしくね」
「はい。こちらこそよろしくお願いします」
物おじせず、ハキハキと答えるリンカちゃん。正面に立って気付いたのだが、彼女から発せられている雌フェロモンがハンパではなかった。それを敏感に察知した愚息は既にギンギン状態となっていた。
コレが出会える系サイトの怖いところだ。実際に100人に1人。否、数100人に1人くらいの確率でこんな美人と遭遇してしまう出会える系サイト。こうした体験のせいで、いつまでたってもズルズルとハマってしまい止められないのだ。
ま、端から止める気なんてないのだが…。
「ね、リンカちゃん。無理しなくていいんだよ」
「え?」
「いや、俺じゃ無理だと思ったら、ゴメンなさいしていいんだからね」
「そんなことしませんよ。すごく優しそうで安心したくらいですから」
「う、うん。優しいのとヤラしいのだけは自信があるかな」
「フフフ、面白いんですね、ショーイチさんって」
あ、嗚呼。もうイキそうだ。このままでは触れる前に発射してしまいかねない。ずっと見つめていたかったが、彼女の顔から目を逸らす筆者。
「じ、じゃあ、行こうか?」
「はい」
視界の隅で彼女を捉えながら、微妙な距離を保ってホテル街に向かい始めたのだった。
長年染み付いた習性だろうか。そんな浮ついた気分であっても、周囲に注意を向けることを忘れない筆者。これくらい臆病なほうが安心して楽しめるのかもしれない。
いつもよりグレードの高いラブホテルを選び、フロント脇のパネルで一番高い部屋のボタンを押す筆者。リンカちゃんがそれに気がつくよう、わざとゆっくりボタンを押すのがなんともいやらしい。
そしてフロントでカギを受け取り、エレベーターに乗り込む。狭い密室ゆえ、彼女の雌フェロモンが筆者の鼻腔を再び直撃してきた。
も、もう我慢の限界だ。
部屋に入ると同時に、リンカちゃんをベッドに座らせる。その横に座り、真顔で話しかける。
「ね、お願いだからシャワー前にちょっとだけ攻めさせて?」
「え?」
「変なことは絶対にしないから、お願い! ね?」
「えっ? エエっ?」
歯磨き前なので軽く唇を合わせただけで舌は入れない。ムギュっとリンカちゃんを抱き締めつつ、スカートのホックを探して下半身をまさぐる。
だが、なかなかそれらしきモノが指先に触れてくれない。無我夢中で探し続けていると、ついにホックを発見。
そこから有無を言わさず、スカートを脱がす。さらに、パンティーを下ろそうとする筆者。
「だ、だめ。シャワー浴びてからじゃないと…」
「絶対に変なことしないって誓うよ。ね、お願い」
彼女の返事を待たず、パンティーを一気に下ろす。
プワワァん!
雌の強烈な匂いが筆者の顔面を襲ってきた。
プッツン!
もう止められない。夢中でマンコを舐め始めた。
いわゆる即クンニというヤツである。コイツのためなら死ねる、というくらい惚れた女性にしか出さない大技だ。
「だ、ダメ! 汚いですよぉ」
「全然汚くないよ。すっげぇ、美味しいよ」
「や、だめ」
「ね、痛くしないからこのまま舐めさせて」
「で、でもぉ」
強引に舐めていると、愛液がジワジワと滲んできた。しょっぱくて苦味のある味だ。
美味い!!
汗と雌の臭気に酔いながら、狂ったようにマンコを舐める筆者なのであった。
チンコの先からカウパーがダダ漏れ状態なのが分かる。このままでは本当に発射してしまいそうだ。
「ゴムをつけて入れるから、裸になってくれる?」
「え?」
「お願い! このままだとオカシクなっちゃうよ。ね?」
彼女の返事を待たず、衣服を脱ぎ去って全裸となる筆者。そしてコンドームをスルスルと着用する。
リンカちゃんは抵抗するのを諦め、大人しく指示にしたがって全裸となってくれた。
「じゃ、入れるね」
愛液と筆者の唾液でズブ濡れとなっていたマンコにチンコの先っぽをあてがう。そして軽く腰を動かしただけで、ジュプヌチュとチンコが飲み込まれていった。
「か、硬いぃですぅ!」
全身の血液がチンコに集中していたので、いつもより硬いだろうと自覚していた筆者。だからこそ、このリンカちゃんの反応は予想通りとも言える。
筆者の汗臭い体臭をリンカちゃんに嗅がせないよう、上半身を起したままの正常位で腰を振る。
「す、凄い。硬くてアソコが壊れちゃいそう」
「ね、リンカちゃん。2回目のエッチ、シャワー浴びてからしていいかな?」
「え? あ、はい」
「じゃあ、1回目はこのままイクね」
ガガガガガっ!
彼女の了解を得てから、ラストスパートだ。
ふぅ。
ドクドクドクっといつもより長い射精感が続き、大量のザーメンをゴムの中に発射したのだった。
ゴムを処理しながらリンカちゃんに謝罪する筆者。
「ご、ごめんね。無理やりしちゃったみたいで」
「いいえ、全然痛くなかったし、気持ち良かったです」
「ほ、ほんとに?」
「は、はい。シャワー前にアソコを舐められたのも初めてでしたけど、気持ち良かったです」
「じゃあ、このまま2回目をしちゃおうか?」
「そ、それはダメです。一度休憩させてください」
「う、うん」
その後しばし休憩してから別々にシャワーを浴びる。そして2回戦目に突入だ。
先程は衛生面を考えてあえて指入れしなかったのだが、2回戦目はクリちゃんを舐めながらしっかり指入れしてGスポットを刺激する。
その愛撫が気に入ったようで、リンカちゃんはエクスタシーに達してくれたのだった。
シャワーのせいでむせ返るようなマンコの味と匂いが消えてしまい、少々物足りなさを感じてしまう筆者。それでも犬っころのように懸命にペロペロと奉仕しまくり、濃厚な2回戦目を無事に終えたである。
事後、連絡先交換をして再会を約束することにも成功。彼女を駅の改札前まで見送っていき、この日のデートは終了した。
その日の夜、いてもたってもいられなくなった筆者は、次はいつごろ会えそうなのかというメールをリンカちゃんに送信。
だが、それから2日が経過した今も返信はきてない…。
ま、フラれたと決めつけるのは早計だろう。「二度とメールしてくんな、ゴルぁ!」と三行半を叩きつけられない限り、終わったとは言えないハズ。
来るもの拒まず、去る者追わずが筆者の信条でもあるので、このままいつまでも待ち続けるつもりだ。はぁ、切ないなぁ。
(文=所沢ショーイチ)
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