川口といえば、自身初となったゴールデンタイムの主演連続ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)が、視聴率の低迷によって予定回数を切り上げて終了。裏番組が米倉涼子(40)主演の超人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だったという不運もあったが、これによって「低視聴率女王」と不名誉なイメージで語られることが増えてしまった。
「2011年あたりから本格的に女優業に取り組み始めた川口さんですが、これまでにヤンキーから純真な美少女、既婚者やOLといった大人の女性までさまざまな役を器用にこなしてきました。
確かに『夫のカノジョ』の惨敗は痛手だったのかもしれませんが、少女からひとりの女性へと成長していく時期とも重なったので、“アイドル女優化”しなくてすんだという見方もできると思います。
それに、彼女は今年になってからは映画に引っ張りだこ。現在公開中の『クリーピー 偽りの隣人』では一家失踪事件で生き残った女のコという重要な役回りですし、9月には“食と愛”をテーマにしたラブコメディ『にがくてあまい』に主演、来年2月にも主演作が控えている売れっ子です。
そもそも演技力に疑問があれば、これだけコンスタントに活躍することはできません。まあ、川口さんが所属する研音は業界内でも大きな影響力を持っていますので、“事務所の力”という部分も少なからずあると思いますが…。
ともあれ、新ドラマはBS放送ですから、地上波ほど視聴率が取り沙汰されることもないはずです。事務所的には、数字を気にせず演技に集中してほしいとの思いがあるのかもしれませんね」(芸能ライター)
『夫のカノジョ』が終了した際には、バラエティ番組で自ら低迷した視聴率について語り、悔しさをにじませていた川口。だが、最近の川口には「急激にキレイになっている」との声も大きく、新ドラマでの制服姿を楽しみにする人も多い。夏ドラマでは周囲の声など気にせず、大胆でちょっぴり刺激的な姿を期待したいところだ。
(文=aiba)