絶大な男性支持を背景に躍進を続けているmiwaだが、支持が高まれば同時に批判も生まれるのが人気者の宿命。同CMの発表会に出席した際、miwaは6月15日に誕生日を迎えたことに触れたのだが、当日の様子について「誕生日に気づいたのがお風呂に入っている時の11時55分くらいだったので、そのまま湯船の中で迎えました」とコメントした。これに女性層から「男ウケ狙いがあざとい」「アイドルでもないのに恋人いないアピール?」「男ウケ特化型の女」などといった批判が少なからず上がったのだ。
実際、miwaは圧倒的な男性人気の高さに比べると女性支持が低いといわれ、いかにも男ウケしそうなルックスは同性の反感を買いやすいとの指摘もある。
「アラサー以上の女性層からは嫌われている傾向があるようです。しかし、最近の10~20代前半の女性たちは同性ウケしやすいスタイルよりも『モテ系』を支持。miwaのように自然体でいながら男ウケのいいタイプは憧れの対象です。それにmiwaのメインリスナーは10~20代前半ですから、アラサー以上の世代に批判されていようと痛くもかゆくもないのが実情です」(芸能関係者)
また、同業者から「実力ではなくルックスで人気が出た」と思われやすいとの意見もある。ゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)がインディーズ時代にTwitterで「音楽を舐めてる」などと当時デビュー2年目だったmiwaを批判していたのは有名だ。
「批判した数年後、川谷はベッキー(32)とのゲス不倫騒動で猛バッシングにさらされ、miwaに対する発言も蒸し返されました。『ゲス川谷がmiwaをイジメてたのか』『お前の方が音楽ナメてるだろ』などといった意見が大勢を占め、miwaは完全に“被害者”として同情されることになった。おそらく今後、miwaを批判するような同業者が現れても同じように扱われるでしょう。ある意味では運すら味方につけたともいえます」(前同)
miwaの人気に水を差すような要素はすべて排除されたかのような状況。音楽界にとどまらないmiwaの快進撃は今後もしばらく続いていきそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)