続いて待望のスカートめくりをすることになったが、スタジオの誰もが小学生のイタズラのように勢いよくスカートをめくる姿を想像した。ところが、森川はヒザをついて斜め下からスカートの裾を少しだけめくり、中をのぞき込むという変態的なスタイルを披露。すぐさま「そういうこと違うやろ!」「それは覗きやで!」などとツッコミが殺到し、スタジオは驚きと爆笑に包まれた。
さらに森川は「ウチに遊びにきませんか」と御伽を公開ナンパ。最後まで大暴走となった。
この模様が放送されるとネット上では森川の話題で持ちきりに。「触り方が完全に変態で面白すぎる」「反応がオタクと一緒だし、謎の仲間意識が芽生えた」などといったコメントが殺到し、Twitterのトレンドワードで1位になる事態となった。「めっちゃ可愛い」「やってることは変態なのに超美形」「森川葵が頭おかしい感じで可愛かった」などと容姿を絶賛する書き込みも多数寄せられ、ファンをさらに増やすことになった。
森川は7月7日にスタートする三上博史(53)主演の深夜ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』に主人公のパートナーとなる新米弁護士役で出演することが決定。さらに、メインキャストの一人として出演する映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(宮藤官九郎監督)が公開延期となっていたが、6月25日から全国公開されることになり、くしくもドラマ出演と映画公開の時期が重なって相乗効果が生まれそうな状況になっている。注目度が高まっている中で「変態キャラ」を発揮し、視聴者に強烈なインパクトを焼き付けたといえる。
「森川さんはアシスタントを務めるトーク番組『A-Studio』(TBS系)の初回収録時に『最近すごく変な人だと言われることが多いので、変な人じゃないよ、とアピールしたい』と抱負を語っていましたが、どう見てもヘンな女の子(笑)。演技では王道の清純派から丸坊主のナイーブな女の子まで演じ、深夜ドラマ『監獄学園』(TBS系)では劇中でパンツを脱いで野ション姿を披露したり白目を剥いた『アヘ顔』になったりとメチャクチャな役柄までこなす。その可愛い顔立ちとのギャップが魅力であり、今回の変態キャラも強烈な個性として好意的に受け止められています。なかなか同じタイプは出てこないでしょうし、若手女優の中でも頭ひとつ抜けた印象がありますね」(芸能関係者)
若くしてどんな役柄でもこなす変幻自在の実力派カメレオン女優でありながら素顔はオタクで変態。これほど強力なキャラクターはそういないだけに人気が爆発しそうな気配だ。
一方、御伽に関しても「ねこむちゃん可愛すぎ」「修正なしでこんな可愛いコスプレイヤーは珍しい」「ファンになるしかない」などと絶賛コメントが数多く上がり、初のトレンドワード入りを果たした。オタク界隈では絶大な人気を誇りつつも一般知名度は高いといえなかった御伽だが、森川の大暴走によって認知度が急上昇。二人そろってブレイクへの階段を駆け上がっていく可能性もありそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)