「『AneCan』の読者層は20代後半~30代の子どもがいない女性と言われています。蛯原さんは昨年第一子を出産したわけですから、本人も読者層にそぐわないと意識し、卒業を決意したのだと思います。それに今が一番子育ての大変な時期ですから、仕事量を減らしたいとの思いもあったはずです。
また、35歳前後の女性をメインターゲットにする『Domani』では、マタニティファッションやママスタイルが紹介されることもあるので、これからの蛯原さんにぴったり。こちらに重心を置くことで、モデルとしての足場を固めたいのだと思います。蛯原さんの双子の妹である英里さんは、チャイルドボディセラピストというベビーマッサージの資格を持っていますので、ふたりのコラボなども見られそうです」(芸能ライター)
学生時代からモデルとして活動し、「CanCam」(小学館)の専属モデルとして一躍大ブレイクした蛯原。その人気に乗じて一時期は女優デビューも果たしたが、ここ数年は雑誌を中心に活動しており、今後はママモデルという新たな一面が期待できそうだ。
「女優としての蛯原さんには、かなり厳しい声が寄せられた。しかし、そういった反応を敏感に察知したのか、彼女は早々と女優業に見切りをつけて得意分野のモデル業に専念した。この判断が良かったのだと思います。ズルズルと女優業にこだわっていたら、エビちゃんブランドに傷がつくばかりだった気がします(笑)。おかげでイメージを損なうことなく、今なお“カリスマモデル”として活動できています」(前同)
次々と人気モデルが誕生する中で、長年にわたってトップクラスの活躍を続ける蛯原。誰もが羨む美貌と日々の努力が人気の秘密に違いないが、何より冷静な自己分析がそれを支えているのかもしれない。
(文=愉快)