濃厚ディープキスで口を塞がれて息苦しいところに、股間への波状攻撃。頭の中が真っ白になる感じがした。まるで女性に犯されているような気になったが、それもそのはずで、この店は以前から“逆痴漢の元祖”的な存在として一世を風靡していたのだ。
筆者がこの店を頻繁に利用していたのは、2014年夏ごろのこと。しかし、その秋に何の前触れもなく閉店したのだ。短期間とはいえお気に入りだったので、ショックが強かったことを覚えている。
話をプレイに戻すと、内容自体は以前と変わらない…いや、むしろ濃厚になった。そのまま玄関で即尺となり強制射精、そして、そのままベッドに連行された。手首を拘束され、あらゆるところをひたすらしゃぶられることに。コチラはされるがままだ。襲われている感が強く、カラダが硬直してしまい抵抗もできなかった。
こういった状況の中、さらなる刺激が加わった。いきなりドアが開き、別の女性が入ってきたのだ。コチラはすべてを曝け出した姿なので、当然ながら焦る。
その女性は、「ちょっと! 私にもちょうだい!」と言うやいなや、最初からいた女性を押しのけて、いきなりフェラチオを始める。
ジュルジュルと淫らな音をたてながらしゃぶる女性に対して、「ダメよ! 私の獲物なんだから!!」とイチモツを強奪する最初の女性。気分的には昼ドラのエロバージョンだ(笑)。
もちろん、この乱入もこの店の定番で、75分以上のコースでは基本プレイに入っている。だから、ふたりが揃うとフェラチオの競演が始まった。もう限界だと思った矢先、タイムアップになったのか突如として乱入は終わった。
ふたたび最初の女性と二人きりになると、「ジックリいただくわ」と、これまでにないハードなフェラチオ。結局、5分もしないうちに2回目の射精となった。
少し時間があったので、彼女にいろいろと話を聞いてみた。彼女は営業再開からの入店組で、以前の閉店理由は分からないという。それでも、現在のお客さんは以前の常連さんが多く、再開を喜んでいるとのこと。彼女自身もそういったお客さんたちと接することで、“逆痴漢と乱入”で一世を風靡した店の凄さを感じているようだ。
筆者もこのカムバックは大歓迎で、再び襲われる喜びで股間が満たされる思いだった。
(文=子門仁)