小西といえば2000年代にブレイクし、これまで数々の映画やドラマに出演。その好感度の高さによって一時期はCMクイーンの座に迫り、バラエティーでも人気を博すなど各業界で引っ張りだこだった。ところが、2010年ごろから「消えた」と揶揄されるほど露出が激減。事務所を転々と移ったこともあって、映画・ドラマの出演がゼロという年もあった。
「小西の露出が激減したのは、2010年に福山雅治(47)との熱愛を女性誌にスッパ抜かれた時期と一致しています。当時の福山は恋愛に関して徹底した秘密主義で知られていた。この熱愛スクープは、結婚への外堀を埋めるために小西サイドが週刊誌にリークしたとの見方があり、福山が所属する大手事務所や業界の有力者を激怒させたともいわれています。いずれにせよ、これを境に小西は超売れっ子女優から一転、表舞台から遠ざかるようになってしまった」(芸能関係者)
だが、福山が吹石一恵(33)と結婚した昨年から小西の仕事量は復調。今春には深夜の連続ドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)に化け猫の役でゲスト出演し、多数の大手メディアに取り上げられた。さらに前述の音楽劇に出演し、ラッパーデビューまで果たすなど過去の呪縛を払拭している。
「オリコンの『小顔だと思う女性芸能人』のアンケート調査で初代クイーンに輝くなどスタイルは抜群。現在も小顔とスタイルの良さはまったく変わっておらず、現在37歳にもかかわらず童顔をキープ。本来なら今でもトップ女優として活躍できる存在です。もう過去のスキャンダルのイメージは消えたでしょうし、いきなりラップに挑戦するチャレンジ精神もある。ここからの巻き返しを期待したいですね」(前同)
意外過ぎるラッパーデビューが復活のノロシとなるかどうか今後の活躍に注目したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)