一時は「消えた」といわれていた女優の小西真奈美(37)が、意外すぎる「ラッパーデビュー」をきっかけに熱い注目を集めている。
小西はラッパーのKREVA(39)が2014年に発表した楽曲「トランキライザー」をカバーし、それを今月23日からiTunes Storeで配信。過去に映画の役名でCDをリリースしたことはあったが、本人名義での歌手活動は初になる。しかも、かつてはトップ女優として名を馳せた小西がラップに挑戦しているということで「どうしたの?」「何があった」「迷走にも程がある」などと世間を騒がせた。
小西は今春に上演されたKREVAによる音楽劇『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』に出演し、同曲はオープニング曲に使われた。さらに、KREVAも参加する6月リリースのトリビュートアルバムに別バージョンが収録される予定。同下旬に音楽イベントで生歌を披露することも決定している。音楽劇でKREVAと接点を持ったことをきっかけに、まさかのラッパーデビューに至ったようだ。
突拍子もない話に思えたが、同曲を聴いたネットユーザーからの評判は上々。「歌声がめっちゃキレイ」「最高に癒される」「買ったら思いのほか良かった」などと称賛の声が相次いでいるのだ。
「原曲と比べてかなりスローにアレンジされており、それが小西さんの優しい歌声とマッチしている。KREVAさんも制作当時から『小西さんの美声は聞く価値がある』と絶賛していましたが、決して大げさな表現ではなかったと分かる癒し系のウィスパーボイスです。クールな顔立ちに似合わぬ『萌え声』といってもよく、そのギャップも大きな魅力です。しっかりと勢いよく畳みかける部分もあり、ラップとして面白い仕上がりになっていますね」(音楽関係者)