また、HKT48の指原莉乃(23)の冠番組『指原カイワイズ』(フジテレビ系)でメンバーの「おねだりテクニック」が暴露される一幕もあった。番組ではファンからのプレゼントの話題が上がり、どうやって「いやらしくなくもらっているか」という質問が出された。これにAKB48の宮崎美穂(22)は「みんなツイッターとかやってるんで、欲しい商品を引用リツイートして『これカッコいいな』とか書いて匂わせている」とメンバーたちの裏テクニックを明かした。
これに指原が「それ分かる!」と食い気味に同調し、続けて「あと、これ絶対ウソってわかるんですけど…『あー買いに行ったけど売り切れてた!』って書くけど絶対(買いに)行ってない!」と興奮気味に暴露した。
AKBグループでは、最近はクリスマス時期などにメンバーがSNSなどを通じてファンにプレゼントを露骨にねだるのが一部で問題視されていた。その批判をかわすためにウラ技が編み出されたようだが、指原たちの暴露によって今後は間接的な要求も余計にいやらしさが目立ってしまいそうだ。
なぜこのような内部告発めいた発言が相次いでいるのか。
「渡辺や指原が加入したころのAKBは、アイドル界のトップを目指してメンバーたちが必死に頑張っていた。しかし、国民的グループとなった今は有力な業界人に媚びを売ったり、太客のオタをつかまえて貢がせたりといった行為におぼれるメンバーが目立ち、水商売のようなチャラチャラした雰囲気になっています。これではファンに愛想を尽かされかねない。実際、すでにAKBグループの人気は凋落の一途をたどっているとの指摘が増えている。二人はAKBに本来のアイドルグループとしての姿に戻ってほしいという思いがあり、それが内部告発につながっているのかもしれませんね」(アイドルライター)
二人は遠くない将来の卒業が予測されているメンバーでもあり、だからこそ思い切った暴露でげきを飛ばしたのだろうか。この声がメンバーたちに届くのかどうか、AKBグループの未来を左右する要素にもなりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)