最近はアイドル流出騒動が過激化しており、今年2月には就活アイドルグループ「キチョハナカンシャ」のメンバーと酷似した女性の画像が流出。女性がバストを露出し、その乳首に男性が吸い付いているように見える衝撃的なショットだった。
同グループは直後に「本件に関しましては、本人の過去のプライベートの行動によるものであるため、他のメンバー及び本プロジェクトの活動とは一切関係ありません」と説明。過去のものとしながらも「写真は本物」と認めていた。この数日後に当該のメンバーは脱退している。
また、昨年11月にはSKE48の人気メンバー(当時19)と酷似した女性がイケメン男性と親密そうに写っているプリクラが流出。さらに、この女性がベッドで男性の陰茎を舐めている「無修正画像」が同時に流出して大騒ぎになった。騒動後、当該のメンバーは卒業公演やファンへのコメントもなく突然の脱退が発表されている。
「アイドルの世界だけでなく、近年はケータイの普及によって手軽に動画や写真の撮影ができるようになったことでプライベートの秘めごとが流出してしまう事態が激増しています。流出経路の大半は相手男性によるもの。フラれた腹いせのリベンジポルノや、自慢のために知人にデータを送るといった行動が流出につながる。被害を防ぐためには、恋人であってもヌードや性行為を撮影させないのが鉄則ですが、場が盛り上がっているとなかなか拒否はできない。それでも顔さえ映っていなければ別人と言い張ることは可能。手で顔を隠すなどの防衛策が有効になります」(ITジャーナリスト)
いずれにせよ、未来あるアイドルたちが流出騒動で消えていってしまったのなら切ない。今後はネットのリスクやリベンジポルノの恐ろしさを十分に学んでおくこともアイドルの必須課題となりそうだ。