それでも、当時のファンの間では笑い話にもなっていた河西の問題行動。だが、13年に週刊誌にスキャンダルが報じられると大きなバッシングが巻き起こることに。「週刊文春」(文藝春秋)にAKB48の運営会社・AKSの社長(当時)との“お泊り愛”が報じられたのだ。この直後に河西はグループを卒業。その前から卒業は発表していたものの、一般の人からは「スキャンダルによるクビか」との声が上がってしまった。
ソロ転向後はアーティスト活動を展開しているが、メディア露出は激減。たまにバラエティ番組に出れば、ネット上には「どうせヤル気ないんでしょ」といった厳しいコメントが寄せられてしまう。しかし、そんな彼女にも最近では好意的なコメントを見かけるという。
「昨年の河西さんのバスツアーが好評だったんです。参加料が6万5000円ということもあって、開催前は“ぼったくりイベント”という声もあったんですが、終了後には『神イベントだった』と真逆の反応が寄せられた。富士急ハイランドのほかバーベキューや果物狩りなどを楽しむ一泊二日の行程で、河西さんも積極的にファンに触れ合い、かなり満足度は高かったようです。その様子が参加者などのTwitterで伝えられ、ネット上のファンからは『羨ましい』『行けばよかった』との声が殺到した。その後もソロイベントなどでの河西さんの対応の良さは称賛されており、徐々にイメージを回復しています」(前同)
今月21日にはワンマンライブを開催する河西。すでに前売りチケットは完売しているとのことで、ここでも人気を示している。まだ24歳と若い彼女には、アイドル的な魅力で過去のイメージを吹き飛ばしてほしいところだ。
(文=愉快)