今回のイライザのように、言葉の問題さえクリア―になれば、もっと流行りそうなくらい魅力的だった『ハーフ専門風俗』。日常生活でタレントのようなハーフ美女と知り合うことはめったにないだろうし、その先の関係に進めることは言わずもがなだ。だとすれば、まさに風俗でこそ楽しめる娯楽ともいえる。もしかしたら、普段風俗を敬遠しているような層にこそ届くジャンルなのかもしれない。それには、お店のホームページで日本語がどのくらい堪能なのかを分かり易く明記するのはもちろん、それなりに宣伝も必要になってくるだろうが…。
ちなみに、イライザちゃんは「街の中で芸能関係者から声をかけられること(=スカウト)も多くなった」と教えてくれた。もしかしたら、今、ハーフ風俗店に在籍している女のコの中には、将来にタレントになるコがいるかもしれない。そう思うと、自分の中で、このジャンルの価値がさらに上がるのであった。
(文=子門仁)