筆者が初めて栄町を訪れたのは、15年ほど前だ。このころは、家のガレージにイスを出し、そこに座っている女性もいた。一番変わっていたのは、路地の脇にバス停の様な屋根のあるベンチがあり、そこに女のコが座って顔見せしていたことだ。もちろん、そこで遊ぶのではなく、隣の建物が実際の店のようだった。
バス停みたいな顔見せベンチ。現在は波板で囲われて戸が付けられている
そんな暗いちょんの間なので、女のコもさぞやブスや熟女が多いのでは…と思われがちだがさにあらず。ぼんやり灯る照明の中、近づいてよく見ると、予想外に若くてかわいいコがいたりする。
ちなみに料金は30分1万円。オバちゃんにお願いしたら、宿泊しているビジネスホテルにデリバリーもしてくれた。
不気味なちょんの間だが、意外にかわいいコがいる穴場
市街地にあるだけに、近隣に迷惑がかからないよう、ひっそりと営業している真っ暗なちょんの間街。客もそれなりのマナーをもって遊びたい街である。
昼間見ると、古い建物が並ぶ普通の路地だが…
(写真・文=松本雷太)