かすみ果穂と春原未来がガチンコ対決! ビンタ・首絞め・出血etc、ラブ&ハードなレズ作品!!

 
トコショー流! 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第367回

 はぁ、トンデモないレズ作品にブチ当たってしまった。観賞後はしばらく立ち上がることすらできなかった筆者。それが今回紹介させていただく『レズ・オーガズム かすみ果穂 春原未来』だ。

 2016年4月で引退するかすみ果穂(かすみ・かほ)チャンは、AV女優歴11年のベテラン女優。対するは、今年AV女優歴5年目の春原未来(すのはら・みき)チャン。しっとりとした大人の色気を漂わせる果穂チャンと、本能の赴くまま自由奔放なエッチを信条とする未来チャン、なんとも対照的な組み合わせである。

 このふたりが交わる時、どんな化学反応を起こしてくれるのかワクワクしながら観賞を開始!

 まずはインタビューシーンからスタート。そこで、今回のふたりの組み合わせは果穂チャンのリクエストによるものだったと判明。過去に一度レズ絡みをしているふたりだが、果穂チャンが言うには「肉体だけではなく、心まで気持ち良かった」とのこと。そして今回はもっと互いを理解しあってさらに気持ち良くなりたいというのだ。

 それを聞き、やる気十分となった未来チャン。ふたりの年の差は七つだが、レズ経験豊富な未来チャンがリードする形でプレイは始まる。

 最初のプレイは、相互オナニー披露。お互いの顔を見つめながら激しく手マンするふたり。相手の太ももをつねったり平手打ちしたりしながら、痛みと快感の中で昇天するのであった。

 ジャケット画像を見た際、綺麗で美しいレズプレイを想像していた筆者。しかし、のっけから暴力的な絡みが展開され、ただただ驚くばかりだった。

 お次は屋外デートのシーン。「お互いにもっとオカシクなろう」と言い、果穂チャンにビンタを要求する未来チャン。心の中をさらけだし、本音でブツかりあいたいがゆえの発言だろう。

 最初は戸惑っていた果穂チャンだったが、言われるがままビンタを開始。そこからビンタしあってはキスを交わし、さらには互いの首を締めるなどプレイはエスカレート。髪を振り乱しながら攻撃しあう様子に、ちょっと引いてしまった筆者。と同時に、白昼堂々しかも屋外でよくもまあこんな撮影ができたものだと感心してしまう。

 ホテルに戻り、またレズプレイ開始。優しく互いのマンコをねっとりと舐めあうなど、やっと期待通りのプレイが始まった。しかし、すぐに様子が変わっていくことに…。またもやビンタや首絞めの応酬をしながら、キスしたり手マンしあうことになるのだ。汗まみれとなり化粧もはげ落ち、キャットファイトさながらに絡み合う果穂チャンと未来チャン。

 観ているこちらとしては、苦しいのか痛いのか気持ちいいのかワケがわからなくなってしまう。だが、そんな暴力的なレズプレイの果て、ふたりとも頂点に達してしまうのだった。

 しかし、ふたりともまだ満足していない様子。もっと心の底から分かりあいたいと互いの気持ちをぶつけ始めるのだが、またもやビンタや首絞めの応酬が始まる。

 ここで果穂チャンが突然キレて、「ビンタされても気持ちよくない! 愛が感じられない」と未来チャンに喰ってかかる。言われた未来チャンもさらにブチ切れ状態となり、果穂チャンをまんぐり体勢にしながら激しい手マンを開始。2本、3本と次々に指を挿入していき、最後は指を4本挿入して乱暴にマンコの中をかき回していく。同時に、果穂チャンのクチにもう片方の手を突っ込み、喉の奥をガシガシと犯していくのだった。

 自分の気持ちが伝わらないため、未来チャンは鬼の形相となる。さらに「ほんとムカつく! 死ねば!」と暴言まで吐き出す始末。

 なんたる倒錯プレイなのだろう。呆気にとられてしまうばかりの筆者であった。

 この激しい攻めによって、果穂チャンの口内が出血してしまう。未来チャンの指が血染めとなり、とたんにグロテスクな映像に。ここで流石に監督が「ストップ!」をかけプレイが中断することになる。

 小休止しながら冷静になるふたり。ここで互いの愛情表現の行き違いを語りあい、方向性を修正することに。

 その後、またベッドでプレイを再開。乱暴的な内容はさほど変わらず、ラストは互いの首を絞め合いながら手マンで果てるのであった。

 撮影終了後、ふたり揃って涙を浮かべ「離れたくないよ」と見つめ合う。最後のプレイで、ようやく本音でブツかりあえたことに対する満足感でいっぱいなのだろう。

 汗で髪がべたべたとなり、涙で化粧が崩れまくり、互いの肌がビンタで腫れあがっているふたりだったが、通常のレズ作品とは一線を画す美しい姿であった。

 世の中にはこんなレズもあるのかと驚かずにはいられなかった本作『レズ・オーガズム かすみ果穂 春原未来』。観ていてハラハラしっぱなしの3時間半だったが、次の展開がまったく読めなかったので、アッという間に時間が過ぎてしまった。
(文=所沢ショーイチ)

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