放送開始以来、高視聴率をキープする『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)。芸能界の二大毒舌キャラと言われるマツコ・デラックス(43)と有吉弘行(41)による刺激的なトークが最大の見どころだが、このところ今後を不安視する声がネットに上がっている。
その理由は、アシスタントとしてふたりを絶妙にコントロールしてきた夏目三久(31)が抜けたことにある。後任に抜擢された青山愛(あおやま・めぐみ/27)は局アナで、「夏目ちゃんみたいにマツコと有吉を扱うことができるのか」と番組ファンから心配の声が寄せられているのだ。
そんな中、青山アナ初登場となる回が13日に放送された。その冒頭からマツコは「ネットが騒然」と、夏目の降板に関して視聴者がざわついていると発言。それに有吉も乗じて「ベッキーがくるのかな」「カトパンかな」と面白がっていると、青山が「申し訳ありません…」と自信なさそうに登場した。
そんな青山を見たマツコは「だいぶ予算が浮いたわね」と、人気フリーアナから局アナへの変更をチクリ。さらにマツコと有吉は、「おいくつ?」「どうせ帰国子女なんでしょ」「こんな番組出たいわけない」「今が人生で一番辛い時期だろうね」などとまくし立て、青山を困惑させた。そして有吉が「ハラスメントすごい?」と聞くと、青山は静かにうなずいた。
報道志望だという青山にとって、『怒り新党』はほぼ初のバラエティとなる。しかし、そんな事情などお構いなしといった感じで、マツコと有吉はバラエティの洗礼を浴びせ続けた。
「炊き込みご飯におかずは必要か」がテーマになると、ふたりが“いらない派”としてトークを展開する中、青山は“いる派”を宣言。有吉が「炊き込みご飯に合うのはうどんだけ」と主張すると、驚いた表情の青山は「炭水化物と炭水化物じゃないですか」と小さな声で否定。それを聞いたマツコは、「出た! 炭水化物に過剰に反応する女」と大声でツッコみ、青山をうつむかせてしまった。