「フリーアナウンサーといっても、バラエティに出演する際はタレント的な能力が求められます。近ごろでいえば、小林麻耶さん（36）は“ぶりっ子キャラ”を確立していますし、元NHKアナの神田愛花さん（35）も天然ぶりを炸裂させて番組の盛り上げ役を担っている。そういった点では、伊藤さんには物足りない部分もありますが、今回披露した秋田弁はキャラ作りに最適なのかもしれません。知的で清楚な雰囲気を漂わせ、洗練された美人といったイメージのある伊藤さんが、純朴さを感じさせる姿を披露すれば、多くのファンもトキメキを覚えると思います。
ただ、伊藤さんは『さんま御殿!!』に何度も出演していますが、女芸人・いとうあさこさん（45）との舌戦で話題を集めることはあっても、なかなかひとりでは結果を出せていない。今回も自分のエピソードでスタジオを盛り上げるシーンはほとんど見られなかったので、バラエティ的なフリートークは苦手なのかもしれません。まあ、共演者のトークに笑顔を浮かべる姿は何度もピンで映されていたので、華としての役割はきっちり果たしていたと思いますが…。黒すぎる女子アナとして人気と知名度を上げている岡副麻希さん（23）など、若手のフリーアナも台頭してきているので、伊藤さんもルックス以外のウリが必要な時期に差しかかっているように思います」（ネットライター）
10年から出演する日本テレビ系のニュース番組『news every．』では、カルチャーキャスターを担当する伊藤。これまではコーナー出演のみだったが、この春からは金曜日のメインキャスターに抜擢された。キー局の看板報道番組で活躍する彼女は、競争の激しいフリーアナ界でも勝ち組といえる。そんな彼女が新たなキャラ作りをしてバラエティに本格進出する可能性は低そうだが、ファンとすれば露出が増えることは歓迎に違いない。
（文＝aiba）
