近年は裏アカウントがきっかけでアイドルのスキャンダル発覚が頻発しているが、菅本は「別に裏アカばれてもいいけど、何も面白くないよ、撮り方汚い写真ばかりよ」と自ら裏アカウントのスクリーンショットを掲載。そこには「食べ物日記かな？」というコメントとともに焼き鳥や味玉メンチなど食べ物の写真ばかりが並んでおり、スキャンダルのカケラも見つからない画像の数々でファンを安堵させた。
菅本といえば、2011年にHKT48に加入してエース格のメンバーとして活躍。だが、その翌年に男性ファンとの私的交流や未成年飲酒・喫煙の疑惑が浮上し、直後にグループを脱退した。その後はフリーとして活動しながらもスキャンダルのイメージを払拭できずにいたが、今年3月に「ファンと会った事ないし、恋愛関係とかなった事ないぞ～辞めると言ったのは自分やぞ～」とグループ卒業の経緯をあらためて説明。スキャンダルを完全否定した。
同月、かつてスキャンダルを報じられた“天敵”である「週刊文春」（文藝春秋）に登場。講談社が主催するアイドルオーディション『ミスiD 2016』の準グランプリに選出されたことを記念した企画でグラビアを披露した。問題を起こしてグループを脱退した元メンバーは在籍当時の話がタブーになる傾向があるが、菅本は「やりました！ 秋元先生」と書かれたタスキを身に着けて満面の笑みを炸裂させており、見事な肢体とともに度胸を見せつけている。
復活した当初はアイドルファンから厳しい目を向けられていたが、めげないハートの強さと持ち前のサービス精神によって徐々に世間の反応が変わり、再浮上の機運が高まっているようだ。
「脱退後はフリーで活動していたので地下アイドルのような感じでしたが、現在は事務所に所属したことで本格的に復活体制が整った。もともとHKT48のエースで将来的にはグループ全体を背負って立つ存在とまでいわれた逸材。美形であることは疑いようがなく、さらにグループ在籍当時にEカップだったバストは推定Fカップにまで成長。スタイルのセクシーさでも、グラビアアイドルの中でトップクラスといえます。身近なアイテムを取り入れたキュートなファッションセンスによって女性からの支持も増えていますし、巻き返しの勝算は十分にあるでしょう」（アイドルライター）
この勢いに乗って新作イメージDVDのリリースが決定したとも明かしている菅本。一度はドン底にまで落ちてしまった逸材が、再びアイドル界のトップに返り咲く日は近そうだ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
