プレイを終えたアロンから連絡があり、落ち合ってから感想を聞くことに。
「悪くない。だけど、ボディ洗いとか全身リップは、これまでに体験してしまっているから、インパクトは薄くなっちゃって…」
彼曰く、ソープならではのフィニッシュや生フェラの印象が強く、ゴムフェラは「なんか不思議な感触で違和感があった」のだという。
そして、清算をしてほしいとのことで、彼から半額の2万円を要求された。合計3万円ほどだったと思い問いただすと、「ホームページを見ていたら、オプションが面白そうで…」と、オーダーしたのだそうだ。
まず、Cosplayが1,000円でセーラー服をチョイス、さらにPanty hose、つまりパンティストッキングもプラスしたという。これも1,000円だが「とてもエキサイティングだった!」ということは破ったのだろう。
さらにGolden shower、つまり放尿プレイでプラス2,000円だ。さらにさらに、「ほら、これ!」と派手な色の布を出すアロン。これはTake-home Panty、お持ち帰りパンティで1,000円だという…。
これで終わりではなく、「夢中になりすぎちゃって、延長料金が…」と、15分で5,000円加算されたという。これで合計4万円強だ。アロンは「日本の風俗、高いね~」と、どこか他人事だった。
基本料金からして高級店並みのこの店だが、「外国人が日本の風俗のサービスを体験できる」という点では、値段以上の価値があるのかもしれない。アロンが選んだ(選びすぎた)オプションのどれもが、私が知る限り“日本の風俗ならでは”のものでもあった。それを満喫できる外国人が増えることは喜ばしいことかも、と満足気なアロンを見て考えるのであった。
(文=美田三太)