──より深い関係を求められて…みたいな話はあったんでしょうか。
植松「キャバクラみたいに時間制限がなく、合コン気分で、もしかしたらその後があるかも…っていうのを求めてる方が多かったですね。でも実際は、一緒に飲んでカラオケして、終電前には終わりというパターンがほとんどでした。もちろん男女の話ですから、本気で口説かれたりとかもあったと思いますよ。女のコの方は本気でお付き合いしていると思っていたのに、遊ばれていただけなんて話もありました。恋愛自体は自由なので、ここでいい人を捕まえて玉の輿にのった、なんてコもいましたし」
──かなりぶっちゃけましたね(笑)。
植松「あとは“夜の方もアリ”なコがいるみたいなウワサもあって…。それだとプラス5万円とか10万円くらいだとか。もともと「パパ活」をしているコとかもいましたからね。この「パパ活」というのは、婚活ではなくてパパ(愛人)を探しているコのことです。売り出し中の貧乏アイドルたちの一部で、そういうことで生計を立てていたコも実際にいたように思います。さすがに私はそんな危ない橋は渡らないようにしていましたが(笑)」
──植松さんは安易な道に走らなかったんですね。
植松「地元のスーパーでバイトしてたくらいですからね(笑)。でも、2泊3日のDVDのロケが決まったりすると、お店も急に休まなければいけなくって…。結局、そこは2週間でクビになりました。“もし私にパパがいたら”って思わないでもないですが、黒髪・貧乳はお金持ちのオジ様たちにはウケませんでしたからね(笑)。まあ、そのおかげで変な男たちには捕まらずにすんだとは思っています」
──下積み時代は大変ですね。
植松「下心丸出しのオジ様との飲み会が中心とはいえ、当時の貧乏グラドルにとってはかなり助かる仕事でした。だってアイドルは、売れないかぎりホントに貧乏なコばかりなんですよ」
──最後に、メンズサイゾー読者にひと言お願いします!
植松「私自身が貧乏アイドル時代を経験しているので、自分の事務所の女のコたちには真っ当なアルバイトで稼がせてあげたい。だから、タレントの仕事以外の時間は、老人ホームの介護士だったり、一般企業の受付や事務だったり、両親にも言えるアルバイトの仕事ができるようにしています。明るい芸能生活を送りたいタレント志望の女性がいたら、いつでも弊社に声をかけてください!」
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■株式会社U.MRK
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