※画像:『MUGEN 植松やすか』(06-眩~MUGEN~)より
──アイドルを辞めたくなったこともあった?
植松「そこまでは思わなかったかな。最初の事務所は、雑誌とかDVDとか、いわゆるグラビア業界への営業力がなかったから、そういった方向に強い事務所に入りたいと思ってましたけどね。それで、次の事務所に入ってから、いろいろなメーカーさんに面接に行き始めました」
──そして、いよいよデビューになるわけですね。
植松「多少過激な内容でもいいから、とにかくグラビア活動をしてみたかった。それで、22歳のときに、いわゆる『着エロ』であれば仕事があるよって話になったんです。でも、22歳だとグラビアの世界では旬が過ぎてるというか…。『オバさん』になっちゃってるワケです。たまたま私にロリっぽいイメージがあったから撮ってもらえたんですけど…。最初の面接で『TバックはOK? 手ブラにはなれる? パイパンは?』って(笑)」
──かなり驚いた?
植松「いきなり、“透け”(服の上から乳首が透けてみえること)ができないなら出演させられないって言われました。そのころは、そこまでの覚悟ができていなかったので、泣く泣く帰ることに…。でも、マネージャーさんとかに説得されて出演することに決めました。乳首の色がわからない、透けすぎない衣装までっていう条件付きで」