全員が現役グラビアアイドルという華やかな布陣でライブを中心に活躍するアイドルグループ「gra-DOLL(グラドール)」。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在は稲森美優、浜田翔子、青海(うみ)、成田梨紗という従来のメンバーに、この春から浜田コウ、竹本茉莉と新たなメンバーを加えて6人体制となり、さらなる飛躍が期待される。
今回は新メンバーを迎える前の4人に、これまでのgra-DOLLを振り返ってもらい、これからの抱負を語ってもらった。
――2015年5月13日に、前身グループであるGracoRexの活動がスタートしましたが、唯一の第一期メンバーである稲森さんから1年を振り返ってもらえますか。
稲森美優(以下、稲森):結成当時から、ほかのお仕事が入った時以外は全てのライブに出ると自分の中で決めていたんですよ。実際、2015年に休んだのは1、2回だったかな。
浜田翔子(以下、浜田):休みも仕事が重なったからで、体調が悪くてもライブには出てたよね。
稲森:メンバーからリーダーと言ってもらっているのもあるし、翔子ちゃんやナタリー(成田)は私がスカウトして入ってもらったので「しっかりしなきゃ!」って。それにライブ回数を増やして経験値を上げて、いろんな対応ができるようにならなきゃなって思いも強くて。
――ライブ経験を積み重ねたことで得たものは何ですか。
稲森:楽しんでやれるようになったかな、と自分では思っています。煽りとか掛け声を担当させてもらっているんですけど、前は考えながらだったのが今は自然に出てくるというか。いっぱいいっぱいなりに楽しんでできていますね。
成田梨紗(以下、成田):いにゃはMCでも皆をまとめるのが上手いし、「ちゃんとメイクはしてこようね」とか「遅刻しないようにね」とかリーダーっぽく厳しく言ってくれる面もあるんです。でも自分自身が遅刻してくることもあって(笑)。
――休まないけど遅刻はすると(笑)。
稲森:その辺は申し訳ないって感じなんですけど…。でも、なるべくしっかりしようとは思っています。
――メンバー全員が認めるリーダーって訳ですね。
稲森:表のリーダーというよりは、裏のリーダーっていうんですか…。
――それじゃあフィクサーじゃないですか(笑)。
青海:なんか怖い(笑)。
――陰で支えるみたいなことですよね(笑)。
浜田:メンバーが落ち込んでいる時も、誰よりも早く察知して「今日はテンション違うね」とか言ってくれるんですよ。
成田:気遣いがすごいよね。
稲森:恥ずかしいなぁ…。