午前11時、都内某所にある待機場。グループ6店舗の女性や男性スタッフがあわただしく動き回る中、一角から食欲をソソる香りが漂ってきた。そこには、3年前からまかない担当になったHさんとRさんが手際よく調理する姿があった。
80人分のご飯を炊く炊飯器! 最高で3升まで炊くことが可能だそうです
ちなみに、この日のメニューは『チキンのカラフルバジル炒め』。鶏もも肉とタマネギ、パプリカをバジルペーストとオイスターソースで煮込んだ逸品だ。これをご飯の上にかけて、先着30名に半熟目玉焼きが添えられるという。さらに、ベーコンのミルクスープも付いている。
鶏もも肉6キロ分を大きな鍋でコトコト煮込んでいます
半熟目玉焼き!
これが『チキンのカラフルバジル炒め』だ!!
今回、特別に筆者もいただいたが、まず見た目からして鮮やか! バジルで煮込まれた鶏肉は絶妙でご飯が進む。そこに半熟目玉焼きの黄身をからめると、まろやかさが増して激美味に! ミルクスープもベーコンの旨みが出ていて、もはや“まかない”のレベルではない料理だった。
この美味しさの秘密が気になったため、作業が落ち着いた時間を見計らって、HさんとRさんに話をうかがうことにした。ちなみに、Hさんは、かつてカフェの店長としてキッチンを任されていた経歴の持ち主なのだというからビックリだ。