王道アイドルと正統派着エロが融合!! 色白・美脚・切な顔の美少女・北はるか、「80年代アイドル」的世界観が匂い立つ傑作!


 王道アイドルに限界ギリギリのエロスというウェルメイドな作品に仕上げたのは、加納典譲(大御所カメラマン・加納典明の息子)の演出に負うところが大きいだろう。自然光を巧みに使い、朽ちた風景に切なくいたいけな存在感を持った美少女を溶け込ませ、さらに着エロの流儀にも従ってヌキどころ満載にする手腕は見事といっていい。

 

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 それにしても、叙情性と美少女エロスが溶け合う姿は懐かしい。それは、80年代半ばから90年代前半にかけて一世を風靡した、あの『宇宙少女』の世界なのだ。早川愛美、麻生澪、秋元ともみ、かわいさとみ、小森愛…。この作品には英知系メディア(英知出版、宇宙企画)の感性が迸っている。英知出版のアイドル誌『大海賊』でデビューした高橋由美子(彼女も埼玉県出身)は眩しいくらいに可愛かったが、『アウェイク』の北はるかも、キャラは異なるものの、アイドルとしての総合力では負けていない。インタビューで「自分の性格は?」と聞かれて、「空気は読める」と答えるあたり只者ではない。という総合力込み込みで、『アウェイク』は傑作だと言いきってしまいたい。
(文=バハラナ高橋)

【作品クレジット】
北はるか『アウェイク』
時間●100分
品番●OGY-004
価格●3800円+税
発売・販売●ECショップ男気屋

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