フリーアナウンサーの小林麻耶(36)が、22日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)にゲスト講師として出演した。
人生を盛大にしくじった人から、その回避方法を学ぶというコンセプトの同番組。しくじり先生として登場した小林は、最大の「しくじったワケ」に“八方美人”を挙げて授業を開始した。
子どものころ、父の仕事の関係で転校を繰り返したため、「早く周囲と仲良くなりたい」と思い、八方美人になってしまったという小林。とにかく友だちと打ち解けることばかり考えていた彼女は、アナウンサーになるとは夢にも思っていなかったそうだ。しかし、大学在学中に明石家さんま(60)司会のトークバラエティ『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に出演したことがきっかけで、「テレビ局で働きたい」と、アナウンサー試験を受けることにした。
03年にTBSに入社した小林は、1年目からレギュラー5本を抱えるなど人気アナウンサーに急成長。だが、そのころから週刊誌に「合コン三昧」「さんまのコネ入社」などと書きたてられ、周囲から実力以外の部分で仕事を取っていると誤解され始めることになる。
それでも、彼女の八方美人ぶりは影を潜めるどころかますます加速。雑誌メディアからのバッシングを受けた彼女は、「もっと会社へ貢献しなくてはならない」と思うようになり、結果的に「より人に好かれたい」との気持ちが強くなってしまったと振り返った。
局の関係者と会うたびに愛嬌を振りまいた小林は、さまざまな担当番組で独自のキャラを模索。その中で見つけたのが、彼女を語る上で欠かせない「ぶりっ子」だった。そしてスタジオでは、そのキャラを実践することになった。