AV1000本&ピンク映画100本出演! 桃色の銀幕女優・倖田李梨、スクリーンに馳せる想い

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――AVに出演したきっかけというのは?

倖田:OL時代にお小遣い稼ぎが目的で始めました。よく、「いきなり飛び込んで緊張しなかった?」とか聞かれるんですが、AV出演1回でOLの給料1カ月分が稼げると思えば、そりゃ大変だろうと覚悟してました。

――かなりたくさんの作品に出演していますね。

倖田:AVはすでに卒業しましたが、1000本以上になるかな。ピンク映画も100本以上になると思います。ある時期を境に映像作品への思いが強まってからは、毎年元旦は初詣のかわりに映画館へ行くと決め、勉強のために映画もかなり観るようになりました。昔は、どんな小さな役でもセリフがなくても出たいってお願いしまくっていましたが、今では役の大小関係なく「ぜひ倖田さんに」と言って頂ける作品に出たいと思うようになりました。

――女優業にはもともと興味があったんですか?

倖田:3歳ぐらいのときに親に連れられて映画館に行った記憶があります。小学校にあがってからもひとりで観に行くほど映画が大好きでした。でも、子どものころから映画が好きだったことを思い出したのは、ピンク映画に出るようになってからなんです。「あ、そういえば昔もこう思っていたな」って、つながったというか。

――倖田さんの人生を変えた1本を選ぶとしたら?

倖田:花魁(おいらん)の波乱万丈な悲喜を描いた『吉原炎上』(名取裕子主演/五社英雄監督)ですね。高校生のときに父が録画していたビデオで観たのですが、単純に「すげーな」って思いました(笑)。名取裕子さんのヌードシーンでは「大女優がここまでする?」って衝撃を受けましたし、西川峰子さんが「ここ舐めてぇ~」って叫びながら血を吐くシーンはトラウマになるぐらい怖くて。でも観終わると、私が男だったら「ヌケるな」って思ったんですよね。すごくエロティックに感じて。それで、なぜか母に「花魁になりたい」って言っちゃった。そしたら母は、「日光江戸村に行けば」って(笑)。だから、今ピンク映画に出ているのも自分で納得いくんですよ。後付けかもしれませんけど…。

 

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