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申年生まれの筆者トコショー。そう、今年2016年は年男でもあるのだ。48歳ともなれば身体のアチコチにガタがきて当然だろう。
最近の筆者の悩みは老眼だ。細かい字を読もうとすると、ついつい背をのけ反らせてしまったりする。そんな老眼でとくに困っているのは、陰毛の処理である。定期的にチン毛の中にヒョロロと生えている白髪を抜こうとするのだが、老眼ゆえになかなか上手くできないのだ。
見た目はまだ30代前半で通用している筆者だが、着実に老いが進行しているのだろう。
とはいえ、週に6回セックスしてもまだまだシ足りないという性欲だけは健在だ。不細工ヅラで短小で早漏で人望もなく金も名誉もない筆者トコショー。こんな筆者でも前向きに生きていけるのは、この性欲のおかげなのだろうなぁ。
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今から池袋で会えませんか?
仕事帰りで途中下車してお茶してます。
なんとなくなんですけど、今日はまっすぐ家に帰りたくない気分です。
こういうのあまり慣れていないし、ちょっと人見知りなんですけど、
それでもいいよっていう優しい人いませんか?
あ、年下クンはゴメンナサイ。
包容力のある年上男性からのお誘い待ってます。
おもいっきり年上のオジサマも大歓迎ですので。
2月0*日18時15分
受付メール数:0/5
♀リサコ
23歳
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あり余る性欲を解消するため、いつものように出会える系サイトをチェックしていると、筆者の愛用サイトの一つである【イククル】でこんな書き込みを発見してしまった。
なんともイケナイお嬢さんだ。こんな書き込みを見てしまったら、筆者のようなスケベ親父が素通りできるわけがない!
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こんばんはリサコさん。
都内の会社でWEBデザイナーをしているショーイチ・34歳です。
ついさっき仕事が終わったばかりなんですが、偶然リサコさんの書き込みを見てしまいました。
私もこのまま自宅に帰るのはちょっと淋しいと思っていたんですよ!
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、ぜひリサコさんと楽しくて気持ちのいい時間を過ごしたいです。
いま新宿なので10分後くらいでしたら池袋で待ち合わせ可能です。
検討してもらえたら滅茶苦茶嬉しいッス!!
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必要最小限の自己紹介をしつつ善人アピールを行い、礼儀をわきまえつつもあまり堅苦しくならないようにしたファーストメールである。
ちょっと冗長な気もするが、このリサコちゃんにはこの程度の文章量が必要だと判断してのことだ。筆者の経験からすると、ファーストメールの文章量は、女性の応募文章と同じくらいにするのが好結果を生みやすいのである。
すると5分もしない内にリサコちゃんから返信が届き、アッサリと約束が成立したのであった。
待ち合わせ場所は池袋北口を出て徒歩10数秒の所にある携帯ショップの前。そこでソワソワしながら待っていると、数分もしない内にリサコちゃんがやって来たのだ。
ぐぬぬぬぬぬぬっ。
これまた微妙なのが来やがった。女優の奥菜恵を思いっきり劣化させて馬ヅラにしたといった感じだろうか。100メートルくらい離れて見れば、まあまあ可愛く見えるかもしれないが、至近距離で正視するのはかなり根性が必要だ。
身長は140センチ代前半といったところで、かなり小柄である。着衣状態なので断言はできないが、オッパイもせいぜいBカップといった感じだろう。
ま、これが出会える系サイトの現実である。世間一般から見たらハズレであっても、これくらいの女性なら出会える系サイト遊びの基準では普通の部類に入るのだ。
それに、このリサコちゃんは最初から「優しい人」を求めていたのだから、ここまで来てゴメンナサイなんてできるわけもない。優しい人を演じて会うと決めたのだから、最後までそれを貫き通さねば男が廃るというものである。
コンマ数秒の間、心の中で葛藤しながらも覚悟を決めたトコショー。残念そうな顔をしないように注意しながら語りかけたのであった。
「こんばんは。リサコちゃんだよね?」
「あ、はい。そうです」
「良かったぁ。あ、さっき【イククル】でメールしてたショーイチだよ。今日はよろしくね」
「はい。こちらこそ。でも、なんで良かったぁなんですか?」
「いやどんなコが来るのか不安だったんだけど、予想以上に可愛いから安心しちゃった」
「やだ、そんなことないですよぉ」
「いやいやそんなことあるってば! もし可愛くなかったら今頃俺はダッシュで逃げてたもん」
「ハハっ! なんですか、それ! 可笑しい!!」
筆者の大げさな表現に笑って応えるリサコちゃん。フフフではなくハハハというのが実にいいではないか! クチを大きく開けてガハハと笑う女性に、なぜか好感を抱いてしまう筆者なのである。
うん。やはり女ってやつは愛嬌が一番大事だ。彼女の笑顔ひとつで途端にご機嫌となるだなんて、我ながらなんて単純なのだろう。
ま、こうした考えをできるようになったのは、筆者の人生が負け組だからだと思われる。負け続きの人生だからこそ、鼻糞ほどに小さい幸せでも象の糞ほどに大きく感じとることができるのだ。
待ち合わせ場所から徒歩数分のラブホテルに無事チェックインし、別々にシャワーを浴びてベッドイン開始。
軽めのキスから始めていき、徐々に愛撫を加速していく筆者。リサコちゃんの感度は良好だったので、気分良くクンニに専念することもできた。
そして十分のお湿りを確認してからコンドームを装着し挿入しようとしたのである。しかし、この時ピンと来てしまった。
これだけ小柄なコとするのも久しぶりだから、ちょっとアクロバティックな体位に挑戦してみよう!
ベッドの上で胡坐をかき、リサコちゃんを招き寄せる。そして筆者のチンコに跨ってもらい、座位での合体を始めたのだ。
リサコちゃんのケツをガシっと両手で抱え、彼女の全体重を支えながら上下に動かす筆者。まるで巨大なオナホールで自慰をしているかのような気分だ。
最初は驚いていたリサコちゃんだが、すぐに感じ始めてくれたのも素晴らしい。アンだのキャンだのといい声で鳴いてくれるのだった。
そんな鳴き声に気を良くした筆者。そこからリサコちゃんに仰向けに倒れてもらい、彼女の両手を筆者の後頭部の辺りで組んでもらう。そして彼女の腰と背中に手を当て、膝立ちの体勢をとったのだ。そこからゆっくりと立ちあがることに成功した。
そう。駅弁ファックの体位だ。
リサコちゃんの体重は40キロ代前半だろう。だからこそこの体位に挑戦したのだが、思いのほか簡単にデキてしまったのである。
くぅーっ、たまらんぶゎい!!
十分締まりのいいマンコだったが、駅弁の体勢を取ることにより更に圧が加わることとなる。根元までズッポシと挿入した状態で、ゆっくりとリサコちゃんのケツを上下に動かし始める筆者。
お。おふぅ。えぇマンコだのう。
いつもならとっくの昔に発射していたことだろう。しかし、駅弁の体位だと女性の身体を落としてはいけないので、チンコの気持ち良さだけを優先するわけにもいかない。彼女の両手のホールドは大丈夫か? ケツをどこまで持ち上げればいいのか? アレコレ考えながらのピストンなので、上手い具合に気が逸れてくれるというワケだ。
できることならこのまま発射したいところだったが、数分もしない内に筆者の体力の限界が来てしまった。そっと腰を落とし、リサコちゃんの身体をベッドに横たえる。
一旦チンコを引き抜き、リサコちゃんにうつ伏せになってもらう。そこに上から覆いかぶさるようにしながらチンコを挿入。
両肘で自分の体重を支え、リサコちゃんを押しつぶさないようにしながら腰をヘコヘコと振る筆者。クイっと腰を沈めて奥を刺激すると、ヒクンヒクンと反応してくれるリサコちゃん。そして筆者が腰の力を抜くと、彼女の尻肉の弾力によって勝手にこちらの腰が浮くことになる。
さきほど体力を使ってしまったのだが、この体位なら楽にピストンすることができるのだ。
しばらくそうしていると、リサコちゃんが大きな声を出し始めた。
「シ、ショーイチさん」
「ん? どうかした?」
「そのクイっていうのもっとシテくれます?」
「ん? この動きのことかな?」
力を込めて腰を沈め、膣の内部を擦りながらチンコを押し進める動きを行うトコショー。
「そ、それです。す、すっごく気持ちいいです」
なかなか正直なコではないか! こういうエッチに貪欲なコは大好きだ!
体力の配分を忘れ、言われるがままに腰を振り続けていると、突然リサコちゃんが絶叫とともにエクスタシーに達してくれた。
それを見届けてから汗だく状態でラストスパートを行い、筆者も無事に果てることができた。
ふぅ。
余韻を味わいたいところだが、この体勢でフィニッシュした場合は、すぐにチンコを引き抜かないと危険なのだ。チンコが萎んでしまった場合、コンドームが中に取り残されてしまう可能性が高くなるからである。
ニュルンとチンコを引き抜き、ゴムを外して後処理を行う筆者。
フと目をやると、リサコちゃんはうつ伏せの状態でまだ身体をヒクヒクさせていた。こういう時こそ後戯するのが男ってもんだろう。
ヒクつく彼女の尻を両手で優しく揉んであげ、さらに背骨にそって舌を這わせる筆者。尾てい骨のあたりからうなじまでを強めに舐めあげ、うなじから尾てい骨のあたりまでを優しく舐めあげる。
「ああ、それも気持ちいいです」
筆者の後戯を堪能しながら、満足そうな声をあげるリサコちゃんなのであった。
その後しばらくベッドの上でまどろむふたり。すると、リサコちゃんがベッドに顔を埋めながら筆者に話しかけてきた。
「どの体位も初めてだったんですけど、凄く気持ち良かったです」
「へぇ、そうだったんだ。どれが一番気持ち良かった?」
「うーん、やっぱり最後のが良かったです」
「どういう風に良かったの?」
「え、そ、その。ショーイチさんのが奥に当たって…」
「実は俺もだよ。リサコちゃんのマンコの奥、すっごく締まっていて気持ち良かったよ」
「や、やだ恥ずかしい」
「じゃああの体位はどうだった? 俺がリサコちゃんを持ち上げたやつ」
「え、あれは、ちょっと怖くて集中できなかったです」
「あぁ、そっかぁ。やっぱり怖いよね」
「だって、ショーイチさんのが折れちゃわないかって思いますよ」
「なるほどね。でもあの体勢も奥まで届くから、今度する時はしっかり楽しんでね」
「ふふふ、楽しみにしてますね」
こうして、帰り支度の最中に連絡先の交換を行うふたり。そして再会を約束しつつサヨナラしたのである。
それから3日後、案の定筋肉痛に襲われてしまったトコショー。普段使わない筋肉を酷使してしまったので、当分はアクロバティックなエッチに挑戦することはできなさそうだ。
ここ何十年もエッチ以外の運動をしていない筆者トコショー。しかし、これから先もっともっといろんなエッチを楽しむためには、身体を鍛えておいたほうがいいのだろうか?
中肉中背の女性を相手にしても駅弁ファックができるようになれば、今以上に楽しめそうだなぁ。
(文=所沢ショーイチ)
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