合コンからのお持ち帰りという流れは、筆者にとって数年ぶりのことで、「ホテルどこにする？」という会話をやけに新鮮に感じた。ただ、ホテルが決まり次第お店に報告するのは、ルールとはいえ、やや興ざめもした。
それでもチェックインしてしまえば、「合コンのノリのままココに来た」と思えてしまうのだから、男とはつくづくアホな生き物である（笑）。さらに、合コンのおかげで、女のコとはすでに“親密な関係”になっている。当然、お相手のマミちゃんも最初から盛り上がっていて、大胆なキスからプレイはスタートした。
しかも嬉しいことに、「飲みのときからアナタのことが気になってたの」なんてセリフを言ってくれるではないか!! “いいね！”ボタンがあったら100回くらい押したいところだ。まぁ、後から後輩に聞いたところ、彼もそれに近いことを言われたようなのでデフォルトなのだろうが…。
それはさておき、裸になった彼女は、日サロで焼いているのか、水着の跡のない小麦色のスレンダーボディだった。いかにも渋谷ギャルという感じがタマらない！
普段、ギャル系の女のコを好んで選ばない筆者にとっては、これもまた新鮮だった。しかし、どんなにテンションが上がろうと、これはあくまでもデリヘルでのプレイだ。ルールのもとにコトを進めなくてはならない。プレイ自体は大いに堪能できたが、あれもこれも結局は自分の心持次第で興奮度が変わるわけだな、と（笑）。
プレイ終了後にマミちゃんは、
「合コンプレイって、普段の自分が出せて好きなんですよね～。素の自分でナチュラルに楽しめるっていうか～」
と話してくれた。まるで昔からの知り合いであるかのように…。
ともあれ、この“お持ち帰り気分を楽しめる合コンプレイ”は、心底楽しいものだった。これまでに合コンで悔しい思いをしてきた諸兄は、リベンジ云々ではなく、失敗しないので（笑）、気軽に楽しんでみてはいかがだろうか。
（文＝子門仁）
