それにしても、入浴は血行をかなり良くするもので、ベッドに移ってからもふたりのカラダはじんわりと汗が滲んでいた。
ベッドで密着マッサージを始めたナナさん。うつ伏せにさせられた背中に、マッサージ用オイルがゆっくりと落ちてくる。火照ったカラダの隅々に、じんわりと浸透していく。そこを優しくタッチするように揉みほぐされ、思わず「はぁ~、極楽、極楽…」という言葉が漏れてしまった。
美女と風呂に入り、丹念なマッサージ。ここまで癒されると、風俗エステというよりも『アダルトな健康ランド』のようにも思えた。プレイ後に気付いたのは、やたらとカラダが軽く感じられたことだ。“デトックス効果があるに違いない”と思い込むことにした筆者は、寒い季節のうちに何度か通うことを心に誓うのだった。
(文=子門仁)