トコショー流! 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第294回
はぁ、とうとう彼女の引退作を観賞する日が来てしまった。
この連載でも過去に4回ほど彼女の作品を紹介しているので、今回の記事で5回目の登場となる本田莉子(ほんだ・りこ)チャン。その引退作『引退 解禁!パイパンと真性中出し/本田莉子』である。
顔もスタイルも性格も、筆者にとって真ん中高めのまさにドストライクだった莉子チャン。昨年5月に引退することを彼女が発表した際は、大いに驚いてしまった筆者トコショー。約4年間のAV女優活動の締めくくりとなった本作なので、筆者はいつもより気を引き締めて観賞を開始したのであった。
まずは公園でのオフショット。相変わらず眩しいくらいの笑顔である。寒い冬の時期の撮影だが、莉子チャンのひまわりみたいな笑顔のおかげで、彼女の周りだけが夏みたいな雰囲気だ。
「最後の作品では、今までシタことないことをヤリたい!」
という本人の希望で、真性の中出しに挑戦する莉子チャン。今まで疑似ザーメンによる中出しは経験済みだが、ガチンコの中出しは公私ともに未経験とのことだ。
引退作ということで、相手の男優は莉子チャンがあらかじめ希望の男優を数名ほどリストアップしてメーカー側に渡していたようである。そんな莉子チャンの希望する男優がスタジオに現れて莉子チャンは大喜び。
莉子チャンの大ファンであるという素人童貞が見守る中、その男優とのカラミ開始。情熱的なディープキスから始まり、汗だくになって愛撫しあうふたり。そして、いよいよ彼女にとって初めての生挿入が行われることに。入れる瞬間には、
「生だよ生だよ、初生!」
と緊張を隠しきれない莉子チャン。それでも、汗だくになりながら絡み合い、生チンコの気持ち良さにウットリしてしまうのであった。長年彼女の作品を見続けている筆者だが、こんなに気持ち良さそうな顔をしている莉子チャンを見るのは初めてだ。
ラストの中出し発射では、
「なにこれ、なにこれ、凄い! あったかいあったかい! なにがおきてんの」
と嬌声をあげながら驚く莉子チャン。マンコから真性ザーメンを垂らしながら、自分の愛液とザーメンでグジョグジョになったチンコを愛おしそうにお掃除フェラするのだった。
お次は、彼女のデビュー作の相手男優が登場! 引退作でこの男優とヤレることを喜ぶ莉子チャン。心底嬉しそうで、ただでさえ高い彼女のテンションが上がりまくってしまう。
そんな男優相手にしっぽりと相互愛撫をしていると、そこへもうひとりの男優が突然乱入! この男優もあらかじめ莉子チャンがリストアップしていた男優だ。
突然の乱入に驚きすぎて大笑いしてしまう莉子チャン。「一旦リセットさせて」と仕切り直しを希望する彼女だが、男優に諭されてそのまま3Pへと突入。上下のクチで交互に男優2人のチンポを咥え、連続中出しでフィニッシュを迎えるのであった。
まだまだ彼女の初めて尽くしは終わらない。今度はマンコをツルツルにしてしまう剃毛プレイに挑戦だ!
ジョリジョリとマン毛が剃られていき、見事なツルマンが完成することに。ただでさえ形と色の綺麗な彼女の美マンが、パイパンにすることによってますます美しくなる。
そんなマンコめがけて、10人近くの汁男優がザーメンをブッカケていく。そしてザーメンまみれで泡立つマンコにバイブを挿入し、オナニーを開始する莉子チャン。本人もかなり興奮していたようで、何度も何度もイキまくるのであった。
最後のカラミも莉子チャンが好きだった男優が登場。メイク室で絡みが始まり、挿入しながらベッドのあるスタジオに移動。すると、そこには4人の男優が待ちかまえていて、くんずほぐれつの5Pへとなだれ込む。
代わる代わるに生チンコを出し入れされ、自分の愛液まみれのチンコをフェラし、空いている手でチンコをシゴき、どんどん陶酔していく莉子チャン。これがAV女優としての最後のカラミだと理解しているので、ひとつひとつのプレイを味わいながら楽しんでいるといったところだろう。
もちろん、ここでも連続中出しだ。そして、最後の男優のチンコをお掃除フェラしている最中に、なんと莉子チャンが泣き出してしまう。感極まってしまったのだ。鼻を真っ赤にして、顔面をクシャクシャにしながらカメラに向かって最後の挨拶をする莉子チャン。
「本当に心から幸せでした、ありがとうございました!」
と感謝の言葉を述べるのであった。
アッという間に収録時間である180分が終わってしまった…。彼女の大ファンだった筆者の喪失感はハンパではない。この莉子ロスは当分癒せそうにない。破顔一笑する莉子チャンの顔を思いだしただけで、今でも涙ぐんでしまう。
本田莉子というAV女優の集大成として、これ以上ないくらいのデキとなった本作『引退 解禁!パイパンと真性中出し/本田莉子』。使い古されたフレーズで恐縮なのだが、まさにファンならずとも必見の作品だろう。
(文=所沢ショーイチ)