※イメージ画像:Thinkstockより
獣姦すなわち人間以外の動物とのセックスが事件になるケースは、現在ではほとんど見かけない。
もしかしたら、そうした趣味や嗜好の方々はちゃんといるのかもしれないが、事件として世を騒がすということは見当たらないようである。戦後では「ゾウとのセックスに挑んで圧死した獣姦マニア」(昭和31年)程度だろうか。
だが、明治期などにはそうした類の事件がいくつか報じられている。よく知られているのは、「イギリス人商社マンの日本人女性獣姦事件」(明治25年)だが、それからしばらくして再び同様の事件が起きている。
明治36年(1903)11月のこと、長崎で女性と動物とのセックスを見せるショーが開催されていたことが報じられた。観客はイギリス人商社マンが中心で、仲間内での秘密クラブのようなものだったらしい。
内容はというと、女性が犬などとセックスするもののほか、複数の女性や犬が入り乱れてのショーも行われていたようだ。もしかしたら、人間の男女と動物が乱交状態、といったケースもあったのかもしれない。