細い路地の先にある店に入ると、Yシャツにネクタイをした店長らしき日本人のオヤジがコース表と写真を見せてくれた。若くてかわいいコが揃っていた。まるでヘルスだ。
すぐに入れる女のコを教えてもらい、料金を聞くと、
「1万5000円。本番ね」
オヤジはそう言った。
案内された部屋にいたのは、20代後半のスタイルのいい美人小姐。日本語も愛想もなかなかいい。シャワーの後、ベッドにうつ伏せになると、肩と背中を揉んでくれたが、それも一瞬だけ。背中を這い回る生暖かい濡れた感触が伝わって来て、すぐにそれは舌だとわかった。
茶髪でスタイルも愛想もいい中国美女。エロさも上々だった
小姐は「気持チイイ?」と聞きながら背筋から肩、脇腹に尖らせた舌を這わせてくる。
仰向けになってもキスはないものの、首からアゴ、頬まで舐め回す。
フェラはもちろん生だ。小姐はゴムを被せるとパンティーだけ脱ぎ、記者の天守閣に股がってくるのだった。
生フェラはOKなのに、キスしないのは、古き良き日本の風俗と同じ理由か?
駅前の本ヘルといい裏町の本番エステといい、国宝・松本城の城下町の女のコは、レベルもサービスもなかなか。近くには浅間温泉や美ヶ原温泉もあるので、温泉旅行の夜も退屈はしないで済みそうだ。
(写真・文=松本雷太)