彼女はキャミソールを着ていたが、バストはGカップはあろうかという大きさで、ウエストも締まっていた。まるでラテンアメリカのファッション雑誌のモデルのようなボディラインだ。“これぞ、アルゼンチン娘!”と、はやる気持ちを抑えられなかった。
アリシアのボディラインは、本当に素晴らしいものだった。しかし、顔が…。いや、不細工というのではない。彫りが深く、美人の部類だ。しかし、眉毛が濃いため、角度によってはオッサン顔にも見えるのだ。日本でも“美女でも男顔”というタイプがいるが、それを眉毛7割増しにした感じ。それでも、全身から発している色気はあり…。と、なんだか複雑な気分になってしまった。
彼女はおかまいなしにスペイン語であれこれ話しかけながら、私の服を脱がせにかかる。その間、私は彼女が「誰かに似ている」と考え続けていたが、『Mr. ビーン』の主演ローワン・アトキンソンを女性にした感じだと思い至った!
まぁ、部屋を暗くしてコトに及べば問題はないだろう。そう思った私は部屋を暗くしようとしたが、照明のスイッチが見当たらない。そうこうしているうちにアリシアが迫ってきて、アメリカ大陸の売春宿では珍しくキスをしてきた。呆気に取られる私のリアクションが面白かったのか、それとも彼女にとって初めての日本人男性がウブに映ったのか、私を「ボニート(かわいいボクちゃん)」と呼び、腰に手を回してさらに濃厚なキス。
キスをする間、彼女は土手部分を私の股間に押し付けるように密着してきた。当然のことながらイチモツが反応してしまう。それを見て「ワオ!」と大げさに驚くと、指先でイジり始めるアリシア。さすがにフェラはしなかったが、息を吹きかけたり、指ではじいたり。どうやらSっぽい性格のようだ。
その攻撃ですっかり感じてしまった私は、思わず快感に顔を歪めてしまう。すると、顔を近付けて「お楽しみはこれからよ」的なことを言い、アリシアはニッコリ笑った。その角度は不幸にもオッサン顔に見えるアングルで、思わず萎えかけた(笑)。
そのことに気づいたのか、慌てた表情で手コキを始めるアリシア。「気持いい?」と言っているようだったが、太く濃い眉毛を動かしながら聞かれ、見れば見るほど眉毛が別の生き物に見えてくる。なんだか滑稽で笑いそうになる。いや、実際には半笑いしていた。だから、私は目を閉じることに決めた。
その顔を見て、アリシアは私が感じていると思ったのだろう。「ムイビエン!(素晴らしい)」を連発して、さらに手コキにスナップを効かせてくる。気持ちいいが、目を開くと蠢く眉毛…。私はアルゼンチンに来てまで何をしているのだろうか。そんな想いが脳裏をよぎったが、気付けばイチモツの先端が濡れてきた。ガマンしているつもりはなかったがガマン汁である。
私はまだ心の準備はできていなかったが、アリシアが仰向けになって股を開き、手まねきをしている。ここで私は気が付いた。この角度の彼女はとても美人に見えることに! しかも、スタイルがいいので、めちゃくちゃエロい! 私は気合いを入れて彼女に覆いかぶさり、ひとつになった。残念ながら、密着し顔が近付くと、そこにはふたたびミスター・ビーンが…。私は静かに目を閉じて腰を振ることに専念した。
しかし、とじた瞼の裏にもビーンの顔が浮かんでくる。しかもアリシアは、本当に感じているからか、はたまた演技なのかはわからないが、細身のボディには似合わないトドの鳴き声のような声を出して悶えている…。リズミカルに腰を動かすアリシア。このリズム感はタンゴで培ったものか? 一旦腰の動きを止めて“キュッ!”と股に力を入れてアソコの中を絞めてくる。このリズミカルな、それこそアルゼンチン・マ○コな腰振りに、私のイチモツがスキンの中でヌルヌルしているのが分かった。ここはイクしかないと思った私は、彼女の停止した腰を振りほどくかのようにガンガン腰を振って発射した。