柳ゆり菜、性的暴行の予告で熱烈ファンが暴走…グラドル握手会でも警備強化が急務に


 「2015年ナンバーワングラドル」と呼ばれるほど急激に人気が高まっているが、それだけファンが増えれば中には不届き者が現れる。近年はアイドルの「接触商法」が盛んになっているが、それに伴うリスクの高さが浮き彫りになった。

 昨年5月には「AKB48握手会襲撃事件」が発生し、犯人に切り付けられた川栄李奈(20)はトラウマが消えずにグループを卒業、同じく被害に遭った入山杏奈(20)は現在も握手会に復帰できずにいる。これをきっかけにAKBグループをはじめとしたアイドルの握手会は、金属探知機チェックが導入されるなど警備が厳重化した。だが、柳のイベントはさほど警備が厳しくなかったようだ。

「グループアイドルの握手会は警備が厳しくなりましたが、グラビアアイドルや若手女優のイベントは業界が『畑違い』であるゆえにそれほどスタッフが警戒しておらず、今回の事件はそのスキを突かれたといってもいい。背後から忍び寄って接触するまで誰も気づいていなかったのですから、もし犯人が刃物でも持っていたらAKBの襲撃事件と同様に命の危機にかかわる事態になっていた。今後はグラドルの接触イベントでも警備の厳重化が急務になるでしょう」(芸能関係者)

 接触イベントでなくともファンが暴走する事件は頻発している。2012年には女優・井上真央(28)の主演映画の舞台挨拶イベントにファンが乱入。ステージ上に駆け上がって「真央ちゃん、握手してください!」と井上の手を引っ張る事態が起きた。また、2013年にはモーニング娘。のライブ中にファンがステージによじ登る騒動が発生。アンコールでメンバーがバックステージに下がっている最中だったために直接の被害はなかったが、メンバーたちを恐怖させた。

 警備体制の強化が課題となりそうだが、ファンと至近距離で触れ合う以上は100%安全を確保できる保証はない。あまりに警備を強化しすぎたり接触イベントの廃止といった事態になればタレントとファンの距離が離れてしまうが、一部の不届き者のせいで大多数の善良なファンの楽しみが奪われるとしたら悲しいことだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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