モデルで女優の山本美月(24)が、来年6月に公開予定の映画『貞子VS伽椰子』にてホラー映画初主演を務めることがわかった。
同作では、日本におけるホラー映画の代表作である『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子という最恐キャラクター同士の共演が実現し、「衝突」がテーマになっているという。今年4月にエイプリルフール企画として発表されたこともあり、ホラーファンからは実現を待ち望む声が聞かれていた。
貞子と伽椰子の恐怖を味わうこととなる主人公・倉橋有里を演じる山本は、「倉橋有里は、正義心の強い存在感のある子。はっきりと人間性を出して演じていきたいと思います。また今回はアクション性もある作品に仕上がっているので、楽しみにしてください!」と意気込みを見せている。
2009年にモデルとしてデビューした山本は近年女優としての活動も増えてきており、今年は『東京PRウーマン』『Mr.マックスマン』『ボクは坊さん。』と主演を含む3本の映画に出演。また「日清焼そばUFO」「ジョンソン・エンド・ジョンソン ワンデーアキュビューディファインモイスト」「ジーユー」といった複数のCMにも出演し、ニホンモニターの『2015タレントCM起用社数ランキング』の女性部門で1位の上戸彩(30)に次いで2位に輝いている(同率2位で有村架純、杏、広瀬すず)。
しかし肝心の演技については、「上手いとは言えない」と厳しい声もあり、やや鼻にかかった彼女の声が「聞き取りにくい」との指摘も。このところ、山本のようにモデルとして活動をスタートさせ、その後女優業も展開するというケースはメジャーなものになっているが、少しでも演技力に難があれば「モデルだけやってればいいのに」とたちまち批判にさらされる傾向にある。