世の中、巨乳好きばかりじゃないけどね…貧乳専門風俗店と罪悪感


 この日の東京は一気に冬がやってきたような気温だったので、彼女は厚手のジャケットを着ていた。それでもバストを見てみると、なるほど…と思わせる体型。

 ホテルまでの道中、腕を組んで歩く。もちろん、このようなシチュエーションは初めてではない。しかし、腕にあたるボリュームはこれまでにないものだった。

 ホテルにチェックインし部屋に。ジャケットを脱いだヒナちゃんは、ニットのワンピース姿になったが、脱ぎ方をひと言で表現すれば“スルッ”という感じだ。

 ここで初めてヒナちゃんの一糸まとわぬ姿を見たワケだが、スレンダーボディのバストからウエストのラインは芸術的なまでに美しかった! 

 さらに、華奢な体型だからこその、思わずドキドキとする瞬間があった。それはシャワーに入ったときのこと。彼女は石鹸で泡だらけになった身体を密着させてきたのだが、その距離感が他の女のコよりも近いのだ。

 ヒナちゃんが弧を描くようにボディ洗いをしてくれた。息づかいまでも身近に感じる。その吐息が、だんだんと大きくなっていくのがわかった。

「私、すごく感じやすくて、お客様と乳首が触れただけで感じてしまって…」

 照れ笑いを浮かべながら、そうヒナちゃんが言ってきた。

 そこでふと思い出したのは、バストの小さい女のコは感じやすいという話だ。ヒナちゃんも、そのタイプなのだろうか。そのことを聞いてみると、

「感じやすいかどうかはわからないけど…、貧乳の女のコって乳輪がキレイなタイプが多いって聞いたことがありますね。私もよく言われるんですよ!」

 と笑顔で答えてくれた。確かにヒナちゃんの乳輪はキレイな淡いピンク色だった。

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