その刃先は筆者が着ているTシャツの胸元部分をつまみあげ、その先端を切り裂いた。左右の2か所を切ると見事にふたつの乳首があらわになった。すかさず亜美さんがツンツンしてくる。
「もうコリコリじゃん!」
自分でもわかるほど乳首が固い。さらに股間が反応した。しかし、窮屈なパンストをはいているので勃起が妨げられる。こんな感覚は初めてだ。亜美さんもそれを分かっているのだろう。
「大きくなりたいのに大きくなれないよねぇ?」
ふたたびハサミを取り出す亜美さん。もちろん、股間の周囲を切られることは想像できたが、さすがに局所部分に刃物を使われるのは怖い…。だが、それ以上に何ともいえない快感に襲われた。
すべてを亜美さんに委ねることにした。パンストに開けられた穴からあらわになったイチモツを弄ばれ、乳首を舐められる。そして、
「私が両手で乳首責めをするから、アナタはオナりなさい!」
と言われ、その通りにした。両手首を縛られているので、ラッコが腹の上で貝を割るようなスタイルになったが、イチモツに触れると、すでに先端が先走り汁でヌルヌルになっているのがわかった。
そんな筆者の姿を見ながら、「恥ずかしくないの?」と何度も呟く亜美さん。自分の今の格好を想像すると、たまらなく恥ずかしい。だが、その羞恥心が快感の度合を高めているようでもあった。ほんの少し触れられるだけでも身体が勝手にビクビクと反応してしまう。
フィニッシュは、
「アナタがオナっているのを見るのも楽しいけど、かわいそうだから、してあげるわ」
と、亜美さんが力強くシェイクしてくれた。
彼女の手の中に熱い飛沫を放出してプレイは終了したが、屈辱感を伴う快感はかなり大きかった。ライト風俗だからといって、刺激が小さいワケではないのだ。
(文=子門仁)