2010年に19歳でAVデビューするやいなや、グラマラスなボディーと十代とは思えないほど妖艶な魅力で、たちまち各メーカーからひっぱりだこになった篠田ゆう。キャリアと共に色香も増して人妻モノAVにも多数出演。11月25日に発売された最新主演作『中出し人妻不倫旅行42』(ビッグモーカル/Amazonはコチラ)でも、一泊二日の温泉不倫旅行に赴き、一回り以上も年の離れた男との背徳的なセックスに身悶える人妻をリアルかつ淫らに演じている。
AVデビューから5年が経ちながらも人気は衰えることなく、コンスタントに出演作をリリースする一方、最近ではアイドルグループ「PINKEY(ピンキー)」のメンバーとしても活躍する彼女に、『中出し人妻不倫旅行42』(Amazonはコチラ)の撮影裏話からプライベートの恋愛事情まで根掘り葉掘り聞いちゃいました!
──『中出し人妻不倫旅行42』(Amazonはコチラ)を拝見しましたが、羞恥心に身悶える姿などがリアルに人妻っぽくて驚きました。
「え! もう観てくださったんですか。恥ずかしい…」
──こういう二人きりに近い撮影のほうが素の自分を出せますか。
「どうだろう…。お仕事ではたくさんスタッフさんがいる撮影の現場が多いので、二人きりの撮影は逆に照れますね。そこは何年経っても変わらないです」
――だから初々しさもあったんですね。露天風呂でのセックスはいかがでしたか。
「蚊に刺されて大変でした(笑)。でも野外は快適だし、新鮮ですね。」
――花火を楽しむシーンは一転して無邪気で可愛らしかったです。
「楽しかったですね。今年、花火をやったのはプライベートも含めて、この日の撮影だけでした。いい人が現れなくて、寂しい日々が続いているんですよ。何か私、可哀想…」
――インタビューが始まって早々どうしたんですか(笑)。そんなに仕事以外は潤いのない毎日ですか。
「ないんですよ~。だから、けっこう最近まいっていて…。長いこと彼氏がいないと辛いなと思って」
――AV業界に入ってからは全然ですか?
「そうですね…。私、ダメ男ばかり好きになっちゃうんですよ」
――恋愛相談みたいになってきましたね(笑)。その、以前の彼氏はどういう人だったんですか?
「当時で26歳ぐらいでしたね。その年齢で実家暮らし、しかもフリーターですよ。私の誕生日なんてゴー○ーカレーに連れて行かれましたからね(笑)。その人がダメ男過ぎたとも思うんですけど、年齢が近いと上手くいかないなと思いましたね」
――10歳以内だと年齢の近い範疇ですか。
「今までの経験上、10歳以上離れていたほうがいいみたいですね」
――その人とはどこで知り合ったんですか。
「コンパですね。出会い方も悪いですよね」
――愚痴っぽくなりそうなので『中出し人妻不倫旅行42』の話に戻りましょうか(笑)。
「ですね(笑)。お相手の男性は40歳ぐらいの方だったんですけど、やっぱりオジサンだと包容力があって安心感があります」
――売れっ子のAV男優はオジサンというかベテランが多いですよね。
「そうだと思っていたんですけど、ここ1年ぐらいで同じ年とか年下とか若い男優さんが増えました。それだけ私も長く、この業界にいるってことですけど(笑)。若い男優さんがダメってわけじゃないんですけど、私のほうが同年代だと気を遣っちゃうのがあって、オジサンのほうがお父さんみたいで頼りがいがあって安心して仕事ができます。女優さんは、そういう女の子が多いんじゃないかな。私はプライベートもオジサンのほうがいいですね。『中出し人妻不倫旅行42』で一緒にいた四十代の方は体力もあってすごかったです。
あっ! すごく印象的なことがあって、タマタマがめちゃめちゃ弱い方だったんですよ。フェラの時にタマタマをペロリとしたら、『フフ~ッ』みたいな声が出ちゃって、『なるほど!』と。その反応が面白くて、しつこく責めちゃいました」
――悪戯心からくる金玉責めですか。
「相手の弱い部分を責めるのは好きですね(笑)」
――実際の篠田さんは独身ですけど、不倫する人たちの気持ちって分かりますか。
「何となくですけど…。やっちゃいけないことって興奮するじゃないですか。ただ一度だけ既婚者の方からお付き合いしないかってお誘いを受けたことはあるんです。でも“不倫する”って考えると気持ち悪くなっちゃってお断りしました」
――いつごろの話ですか。
「わりと最近でした(笑)」
――ちなみに結婚願望はあるんですか。
「すごくあります! 早く子どもも欲しいんですよね。プライベートでは気配すらないですけど…。相手さえいれば、早く落ち着きたいという気持ちは強いです。」
――そもそも、どういうキッカケでAV女優になろうと思ったんですか。
「応募なんですけど、その時に付き合っていた彼氏とひどい別れ方をして。その前からAVのスカウトを受けたことはあったので、それをキッカケに心が揺れて、やってみようかなと」
――どんなひどい別れ方だったんですか。
「たぶん浮気をされていたんですけど、相手の家に行くと、何度も私の置いていった物がなくなるんですよ。そういうこと(浮気)かな~と思って、同じ部屋にいるのに無視していたんです。そしたら相手が逆ギレして、すごく怒り始めて、物を投げて来たんです!DVみたいになったので逃げて来て、そのまま別れました」
――相手の年齢はいくつだったんですか。
「当時で31歳ぐらいです。その人が初体験の相手でもあるんです」
――結局、年上だから包容力があるってわけじゃなくて、人によるってことですね。もともとAVに興味はあったんですか。
「たまに観ることもありましたけど、まさか自分が出るとは考えたこともなかったです。入る前は、ちょっと怖いイメージもあったんですけど、実際に入ってみると、ちゃんと皆さんエロいことを考えながら真面目に働いていて驚きました」
――仕事自体は入った当初から向いているなって気持ちはあったんですか。
「楽しかったんですけど、気が小さいので、始めた頃はしょっちゅう体調を崩していましたね」
――それまで就職をしたことはなかったんですか。
「この世界に入った時が大学生で、就職活動してアパレル関係の会社から内定をもらってインターンにも行ったんですけど、私には向いてないなと思って辞退しました。そのまま大学卒業後もAVを続けて今に至ります」
――就職しないことに危機感はなかったんですか。
「当時は全くなかったんですけど、今はすごく感じています(笑)」
――デビュー当時から忙しかったんですか。
「もう辞めたいってくらい現場がありましたね。多い時は月に20本とか。本当に忙しかったのは最初の2年ぐらいですけどね」
――2年も続くってすごいことですよ!
「当時は学生と掛け持ちしていたから忙しく感じていたのかも。学校が終わってから現場に行くこともありましたからね」
――AVにやりがいもあったから続けられたところもありますか。
「現場が楽しかったんですよね。特に大勢の女優さんがいる撮影はワイワイしていて、すごく楽しかったです」
――同性のいる前でカラミをするのに抵抗のある女優さんも多いですけどね。
「私は全然平気ですね」
――学生時代から人妻役は多かったんですか。
「当時からありましたね。ある熟女メーカーさんから『君がこれまでの最年少だよ』って言われたこともあります。複雑な気持ちでした(笑)。デビュー前から人妻や熟女のAVが多いのは知っていたんですけど、さすがに私は早過ぎるだろうと。ただ普段から『老けてるね』って言われることもあったし、わりと普通に受け入れてました」
――同じビッグモーカル作品では、アナル物で『初アナルの人妻』シリーズにも出てましたよね。
「デビュー当時はアナルなんて絶対にしないと思っていたので、けっこう解禁は遅かったんですよ。最初はめちゃめちゃ痛くて二度とやるもんかって思っていたんですけど、次の現場の話がきてやってみるうちに慣れていくものなんですよ。じょじょに気持ち良さも分かってきて。相手の男優さんによっては慣れても痛いですけど(笑)。ビッグモーカルさんと言えば、『ママチャリ団地妻 ガチンコ中出しナンパ』シリーズに出た時のことも強烈に印象に残っているんです。内容と言うより衣裳が…(笑)。ずっと現場で『ダサいね』ってイジられていたんですよ」
――ちょっとダサいぐらいのほうが人妻のリアリティがありますからね。
「でも他に出ていた女の子は普通だったのに私だけピッチピチのオレンジと白っていう目に痛い組み合わせで! 『中出し人妻不倫旅行42』の時はスタッフさんも、それを覚えていたみたいで、『今回の衣裳は可愛いから』って仰ってました(笑)」
――篠田さんのプライベートって想像がつかないんですけど、普段は何をやって過ごしていることが多いんですか。
「お仕事がないと引きこもりなので、家でスマホのアプリゲームをやったりとか、海外ドラマを観たりとかゴロゴロしてますね。いわゆる干物女です」
――そりゃ出会いも少ないですよね(笑)。5年間でAVの仕事を辞めようと思ったことはないんですか。
「デビュー当時はありました。最初は『AVをやる!』って強い気持ちがあった訳じゃないのでユル~くやるつもりだったんですけど、どんどんお仕事が決まっていって…。その結果、慣れていって今に至っちゃう感じですかね。」
――AV業界に入る前の男性経験人数はどれぐらいですか。
「3人くらいですかね」
――意外に少ないですね。
「初体験も遅かったですからね。」
――AV女優になったのが信じられないぐらい控えめな性経験だったんですね。小さい頃はどんなタイプの女の子だったんですか。
「家ではうるさいけど、外では猫を被っていました。すごくシャイだったんですよ。もう赤ちゃんの時から(笑)」
――それは大袈裟だなぁ(笑)。
「人前に出ると、すごく泣いていたらしいです。お母さんにべったりで、4歳ぐらいまでおっぱいを吸っていましたから」
――いくつぐらいまでシャイな性格だったんですか。
「今もシャイですし、人見知りですよ」
――そうは見えないですけどね。
「お仕事の時は切り替えるようにしているんですけど、でもシャイで人見知りなのは表に出ちゃうことが多いです。昔から友達も少ないんですよ」
――好きな男の子ができても話しかけられないような?
「全然できなかったですね。今もダメです」
――初体験まで男女交際も経験なかったんですか。
「初めて彼氏ができたのは中学2年生なんですけど、セックスはしなかったですね。交際期間も数週間で、手をつなぐのがやっとでした」
――いまどき中2でセックスなんて普通じゃないですか。
「中学生同士のセックスなんてありえないですよ! 親が固い人だったので、それが影響したのもあります。その反動で、このお仕事を始めたのかもしれないですね」
――当時は同じ年齢ぐらいの男の子を好きになっていたんですか。
「そうですね。でも当時から年上好きでした」
――それなのに、どうやって10歳以上も年の離れた人と知り合ったんですか。
「今となっては恥ずかしい話ですけど某SNSですね(笑)。私はB’zが好きなんですけど、参加していたコミュニティのオフ会があって」
――人見知りのわりに行動的だったんですね。
「今じゃ絶対に考えられないんですけど、けっこう学生時代は“はっちゃけて”いたんです。そこで出会った人です」
――B’zファンの世代って年上ですよね。
「周りに全然B’zファンがいなかったのもあってオフ会に参加したのもあります。私だけ十代で、あとは三十代以上が大半でした」
――その日にお持ち帰りされたんですか。
「そこまでなかったんですけど、2次会に行く途中にチューはしました。わりとタイプな見た目で、地元も近くて、話も合って。それから日にちを空けて二人きりで会って、その時にセックスもしましたね。それが初体験です」
――それまで性的な興味はあったんですか。
「早くしたいって気持ちは強かったですね。知識だけはめちゃめちゃありましたから(笑)。小学生の頃からエロいものに興味があって、お兄ちゃんの持ってるエロマンガをこっそり見ることもあったし」
――えぐいエロマンガを読んでいたんですか。
「少年誌に載っている程度のもので、『いちご100%』とか」
――それを見てオナニーもしていたんですか。
「見て興奮するだけでしたね。そもそもオナニーというものを知ったのが中学の時だし、実際にしたのも初体験をした後です」
――基本的に好奇心旺盛だけどオクテなんですね。少年誌のエロマンガ程度じゃ、そんなに性的な知識は得られないですよね。
「中学時代はテニス部に所属していたんですけど、すごくおませな子がいて、すでに経験済みだったので何でも知っているんですよ。彼女の話を皆でキャッキャしながら聞いて、『フェラって何?』みたいな感じで。そこで、いろいろ勉強して」
――どういう流れで初体験になったんですか。
「もう会う前からするんだろうなって覚悟はあって。準備万端で下着も揃えて。ショッピングモールに行って、普通に一日遊んで。その彼も気を遣ったんでしょうね。『お笑い番組を録画し忘れたから家に帰っていい?』と。今思うと下手な嘘だけど(笑)。家に行ったら、『上がる?』って誘われて、もちろん『いいよ』ですよね。それでテレビ観て、外食して、家に戻って初体験ですね。何か恥ずかしいな…」
――スムーズに挿入できたんですか。
「できました。むしろ慣らすために指を挿れられた時は痛かったんですけど、挿入されたらめちゃくちゃ気持ち良くて(笑)」
――ものすごい適応能力ですね。指よりもチンコが細かったわけじゃなく?
「それはないですけど(笑)。軽く血が出たぐらいで大丈夫でしたね。気持ち良かったので嬉しかったんですけど、終わってすぐに彼が寝たから『え~!』って感じでした」
――それからはセックス三昧ですか。
「週に1、2回は会って、フェラからセックスのイロハまで全部教えてもらいました(笑)」
――オナニーをしたのは、どういうキッカケだったんですか。
「修学旅行の前日だったんですけど、しばらく彼と会えないと思うとムラムラしちゃってつい……。しかも初オナニーで初めてイクって感覚を知ったんですよ。逆に良いことを覚えちゃったから、修学旅行に行けなくなると思って(笑)」
――じゃあ修学旅行中も、ついついオナニーを?
「しませんよ(笑)! 旅行中は楽しかったからオナニーのことは忘れてました」
――最初は指でしたんですか。
「近くにあったペンで…」
――いきなりペンを挿入したんですか!
「さすがにペンでアソコの周りを擦るだけでした。ペンは数回使っただけで、それからネットで両親にばれないようにローターを買って、すっかりオナニーにハマっちゃいました」
――セックスでもイケるようになったんですか。
「その彼とのセックスではイケなかったと思います」
――どういう相手だとセックスしていいなって思うんですか。
「けっこう来る者拒まずでしたけど(笑)、今は選ぶようになりました。寂しがり屋なんですよ。ただこんなに彼氏がいないと、欲しいって気持ちもなくなってきたんですけど、その代わりに最近は犬を飼いたい気持ちが強くて」
――犬に走ったら絶対に結婚が遠のきますよ。
「ですよね。でも寂しいんですよ~」
――どんなタイプの男性が好きなんですか。
「昔はクール系だったんですけど、今は顔に滲み出るぐらい優しそうな男性が良いですね」
――でも、ちゃんと付き合った相手は二人だけなんですよね。
「そうです。たぶん性格がひねくれているからできないんです。なかなか人を好きにならないんですよ。若い頃はポンポン人を好きになってたはずなんですけどね」
――セックスしてから好きになるってこともないんですか。
「まずはセックスで相性を確かめてから付き合おうって考えなんですけど、逆にエッチをして冷めてしまうことばかりでしたね。一目惚れしても自分から行くことができないから、結局は相手から迫られないとダメというチキンな性格で」
――お酒の勢いでセックスしたこともあるんですか。
「ありますね。勢いですることが多いんですけど、それで酔いが醒めてから後悔するみたいな。その中には付き合おうって言ってきた人もいたんですけど二股をかけられていて。私、二股されることも多いんです」
――篠田さんが相手を本気で好きにならないからじゃないですか。
「え~! そうなのかなぁ…。ひねくれた性格だから、何を言っても本気で受け止めてもらえないのはあるかもしれない。いろいろ難しいですね」
――理想のセックスは?
「オジサンみたいにネチッとした人がいいですね。若い人のほうが淡白じゃないですか。あと人それぞれだと思うんですけど、イケメンは下手な気がしますね」
――篠田調べだとそうなんですね(笑)。
「よく友達とも話すんですけど、イケメンじゃないほうが上手と言うか、努力して尽くしてくれるから良い気がします」
――今までの話を総合すると、優しくてオジサンで、ネチッとしたセックスが最高だと。
「そう考えると『中出し人妻不倫旅行42』はオジサンと、しっぽりエロいことをたくさんしているから理想形かもしれないですね」
――なんか発言まで人妻っぽいと言うか、若さが失われているような気がしますね(笑)。では最後にガラッと話を替えて、若々しいメンバーが揃った新生PINKEYの活動について聞かせてください。
「今年の5月ぐらいにお話を頂いて、全くそういう活動に興味はなかったんですけど『いいですよ』って軽いノリで始めて。まだステージ経験も少ないんですけど、いきなり大きい会場でやらせてもらって、めちゃめちゃ緊張しました」
――学生時代はジャズダンスも習っていたそうですけど、その経験が活きていますか。
「PINKEYは全然ジャンルが違うダンスですから、全く活きてないです(笑)。一から勉強しています」
――メンバーの中でAV女優歴は篠田さんが一番長いので、リーダー的な役割も求められるんじゃないですか。
「芸歴だけですから全然ですよ。単体女優さんばかりの中、私は企画なので申し訳ないなと思いながらやっています」
――そんな卑屈な(笑)。
「新人の女の子が二人いるんですけど、年齢や芸歴に関係なく楽しくやっています。事務所も違うし、むしろバラバラなのが良いかもしれないですね。今はレッスンについていくだけで精一杯なんですけど、もっと認知度を高めて、台湾とか海外のステージにも立ってみたいですね。でも一番は、もっとAVに出たいです!」
(文=猪口貴裕/写真=辰巳ちえ)