それにしても、本来なら結婚間近とまでいわれた恋人の歌舞伎役者・尾上松也(30)とのデートを激写されてもおかしくないのに、こんな珍場面で誌面をにぎわせているのは寂しさを感じさせる。
交際が発覚した2年前は、前田はAKBを卒業した注目の女優で、当時無名だった尾上は「格下」とみられていた。これをきっかけに「前田敦子の恋人」として尾上の話題性が上昇し、今まで鳴かず飛ばずだった役者業が絶好調に。早くも前田が内助の功を発揮しているといわれた。当初は不釣り合いともいわれたが、寒空の下で前田が尾上のマンション前に立ち尽くして帰りを待っている姿なども確認され、前田の惚れっぷりは相当なものだった。
しかし、当の尾上はラジオ局勤務の女性と車中キスを撮られたり、若手の人気女優を狙っているとのウワサが流れるなど浮気性の面が露呈。さらにはブレイクした途端に記者会見やイベントで「前田ネタ」を完全封印し、10月末に開かれた『新春浅草歌舞伎』の取材会でも「仕事にすべてをかけたい。今は結婚は考えられないですね」と宣言。さらに11月上旬のイベントでは「クリスマスプレゼントを贈るとしたらあの方にも?」と記者から問われ、それに「あの方って? 誰なんですか」とトボケるなど素っ気ない態度を貫いている。
マスコミ対策というだけならいいが、前田との仲も冷えてしまっていると指摘する声がある。
「今年1月に焼き肉デートがスクープされるなど以前は熱愛情報が伝わてきたのですが、現在は情報がストップ。今でも本当に付き合っているのかどうかすら定かでない。少なくとも、二人で過ごす時間は極端に減っているはずです。いまだに前田はカレにべた惚れのようですが、尾上は彼女を売名に利用するだけしたら冷たくなってしまったといわれている。このままでは片岡愛之助に捨てられた熊切あさ美の二の舞になりかねません」(芸能関係者)
彼氏に振り向いてもらえなくなった末の「女友達と地べたで爆食い」だったのだろうか。
これを予期させる言動もあった。今年5月に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、前田が恋愛に関して「男の人に何かを望むっていうのは、もうしない」と意味深な言葉を発し、それに前述の柄本が「ボロボロだからな」「中古車みたいなもん」とからかう一幕があったのだ。