ももクロ「紅白卒業宣言」に賛否…モノノフからも厳しい批判が飛び交う

 大みそかのNHK『紅白歌合戦』の出場歌手が26日に発表された。3年連続で出場していた人気5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(ももクロ)が“落選”し、業界内やファンの間でどよめきが起こった。

 まさかの落選だった。アイドル系では乃木坂46やアニメ『ラブライブ!』から生まれた女性声優ユニット「μ’s(ミューズ)」が初出場。SKE48やHKT48は落選となったが、AKB48とNMB48、関連グループの乃木坂46が出場するために「枠的に仕方ない」という声があった。だが、安定した人気を誇るももクロが『紅白』を逃すとは誰も思っていなかった。

 この直後、ももクロは公式サイトで「紅白卒業」を発表。「ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました。冬の軽井沢、5大ドームツアー、そしてその先も私たちは私たちのやり方で、 みなさんと一緒に『私たちの道』を歩き続けます。ど真ん中しか歩きません」と宣言し、さらに大みそかに東京・豊洲PITでカウントダウンライブを開催すると発表した。

 この宣言によってファンの間では「落選なのか、卒業なのか」と混乱が起きた。自ら出場を辞退したのであれば躍進といえるが、NHKから「落選」の烙印を押されたとなればコトだというわけだ。

 NHKサイドは独自調査した「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」を基に出場者を選考。柴崎哲也チーフプロデューサーは、ももクロが選ばれなかった理由について「3つの条件を総合的に判断した結果」と語った。

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