人気トークバラエティ『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で、MCの矢部浩之(44)とマツコ・デラックス(43)の後ろで、美脚アシスタントとして活躍中のグラビアアイドル・小間千代(24)。そんな彼女が、12日の放送でゲスト出演したピンク映画の巨匠に思わぬ誘いを受けた。
この日、“アウトな人”として登場したのは、これまで撮ったピンク映画の作品が400本以上あり、女性監督として最多の本数を誇る浜野佐知(67)。「女性の側から性を主体的に観る」をテーマとし、これまでに国内外でさまざまな賞を受賞している名監督だ。
そんな浜野は、番組中にも「男が作った社会や文化に腹が立つ」と話し、男性が撮ったピンク映画は「女性の肉体や性を客体化している」と発言。浜野にとって、ピンク映画に登場する女性は、男性が勝手に頭の中で作り上げたもので、現実世界で生きている女性はそれほど単純なものではないと主張した。
浜野は「だからああいうお嬢さんが出現する」と、後ろに座っていた小間千代をチラリ。突然、指名された小間千代は、目をパチクリさせながら苦笑いを浮かべたが、マツコにスタジオの中央に来るように促され、トークの輪の中に入ることに。すると浜野は、小間千代をピンク映画に出演させるなら、小間自身が喜びを感じるような作品を撮ると宣言。いきなりトークに参加した小間千代は、話の内容をあまり理解していなかったようだが、女性監督の心意気を感じたのか、嬉しそうにうなずいていた。