アイドル界屈指の美少女軍団として知られる乃木坂46に負けない容姿レベルと期待されていた欅坂46。だが、CDデビュー前に特大級のスキャンダルに見舞われ、コンセプトである「お嬢様系」というイメージも崩壊してしまいそうだ。
この騒動は欅坂46だけでなく、系列グループの乃木坂46にも飛び火しそうだと指摘されている。悲願のNHK『紅白歌合戦』初出場に黄色信号が灯ったと指摘されているのだ。
「昨年、乃木坂は『紅白』出場が確実視されていながら、同10月にメンバーの松村沙友理(23)に不倫騒動が発覚。それに関連して他のメンバーにも飲酒スキャンダルなどが発覚し、出場が見送られて涙をのんだ。今回は別グループながら同じ秋元康総合プロデュースですから影響は避けられず、淫行問題になりかねないという状況は『青少年への影響』という意味でNHKが最も嫌うタイプのスキャンダルです。出場歌手の発表は通常は11月下旬なので、すでに内定しているはずですが、昨年同様に土壇場でAKB系列の別グループに差し替えという可能性も十分にある」(前同)
乃木坂46は10月にリリースした13枚目のシングル「今、話したい誰かがいる」でオリコンチャート12作連続1位、自己最高となる初週62.7万枚の売り上げを記録。握手会人気も抜群で「AKB48を超えた」ともいわれている。メンバーたちも「去年の悔しさをバネに頑張ってきた」と公言し、初の「紅白」出場に並々ならぬ思い入れがあることを明かしている。
若者層の取り込みに躍起になっているNHKサイドとしても満を持して出場させたかっただろうが、思わぬ醜聞で頭を悩ませることになってしまったようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)