せっかくの深夜営業デリヘルということで、池袋駅の周辺からお店に電話をしたのは深夜2時のこと。とっくに終電後であり、電車を逃した人はマンガ喫茶などで仮眠を取っているような時間だ。ホテル街を歩きながら予約の電話をしたのだが、店の男性スタッフの言葉で我に返る。
「この時間にラブホを使うと宿泊料金になってしまうので、レンタルルームをオススメします」
たしかに、深夜2時という時間帯は、ラブホテルの多くが宿泊タイムを採用していて、それなりの値段になる。普段、昼間から夜にかけて、風俗のプレイでしか、つまり2時間程度の利用しかしない筆者にとっては盲点であった。
ちなみに、なぜレンタルルームなのかといえば、条例上、宿泊施設ではないので、泊まるという行為ができないのだ。それゆえに、深夜でも短時間貸しをするレンタルルームが多い。深夜に長時間利用をすることも可能だが、その際に宿泊という言葉はつかえないので、『ナイトパック』という名前だったりする。
このスタッフ氏は親切にも、「少し割高になってしまいますが、深夜でも休憩が可能なホテルもありますので、ご案内いたしますね」と何軒かピックアップしてくれた。このような気遣いは実にありがたい。この時間帯に営業する側としては、重要なことなのだろう。
教えてもらったホテルの中から1軒を選び、チェックインした頃には深夜2時30分を回っていた。平日の夜だったこともあり、ホテル街は人通りが少なく、ホテルの部屋も空室が多かった。静まり返った感じが少し不気味でもあり、それは昼間の利用では知ることができない感覚だった。
女の子がやって来たのは、深夜3時を少し過ぎたころ。「せっかくこんな時間に会ったんだから、密会みたいにエロいことしましょうね!」と、いきなり濃厚なキスをしてきたナオさん。年齢は29歳で、昼間は都内の企業でOLをしているという。少し地味めながらも、ぽってりとした唇がイヤラシイ感じがして、ソソるタイプである。
彼女の言葉に偽りはなく、キスだけではなく、ボディタッチも恋人モードで、かなり濃厚なものだった。ただ正直なところ、普段は就寝している時間なだけに少し眠かった。
しかし、体内時計が狂っているからか、自身が妙なテンションであることも分かった。なんだか敏感になっていて、ナオさんの責めのすべてが気持いいのだ。彼女の密着度の高さが、そうさせているのかもしれないが、少しイジられただけでガマン汁が溢れた。
その透明な液を「美味しい」と笑みを浮かべながらしゃぶり始めるナオさん。ジュボジュボという音が、真夜中の静寂を破っているようで、いつもよりも大きく響いているように感じた。同時に、彼女のアソコをしゃぶり舐めるピチャピチャという音も…。
お互いにどれだけ舐め合ったか分からないが、ナオさんの「イッちゃいそう!」という言葉を合図に、しゃぶる速度が早くなった。コチラも負けじと舌を動かす速度を増し、ほぼ同時に「うっ!」という声と「あんっ!」という声が交差した。
プレイが終わり余韻に浸る中、なぜ彼女が深夜という時間帯に働いているのかを単刀直入に聞いてみた。