彼女の体型はボディラインが絶妙な曲線を描き、バストもEカップの美巨乳で、美脚もなかなかのものだった。だからこそ、マスク姿とのアンバランスさが、際立つことに。また、それだけに、彼女の素顔にも興味を持ってしまう。しかし、店側の言葉を借りると、
「可愛い女の子にいちいちマスクを被せる必要があると思いますか? このマスクの女たち、正直に申しますと顔に自信がございませんっ!」
とのことである。たしかに言い得て妙であるが、恐いもの見たさという好奇心をくすぐられてしまうことも事実。
実は、このお店の規約には「マスクの女は大抵のことはできます(プロレスは禁止)」というのがある。その一環として、60分以上のコースでは動画撮影が可能なのだ。
たしかに、マスクで顔が映らないからこそ、成立することだろう。また、だからこそ、禁止事項に「マスクだけは絶対に脱がさないでください(メンタルやられます)」が盛り込まれているのだ。
動画を撮影しながらのプレイが困難なことは、以前、疑似ハメ撮りAV監督プレイができるイメクラで経験した。しかし、今回は大変だとは思わなかったのは、あまりにも興奮し過ぎていたからだろう。なぜならば…、思った以上にエロかったから(笑)。
今回、彼女が着用したマスクは、前述の通り、目と口の周りが開いたデザインのもの。こちらが責めて感じると、ギュッと閉じる目や、快感に歪む口元は分かる。その、完全には見えないが、ほんの少し分かる、チラ見せの原理が、まさかプロレスのマスクで味わえるとは思いもよらなかった。
この店のコンセプトとして、「マスクの下はお好きなアイドルを想像してください」というのがあるのだが、もしかしたら彼女は某グループのメンバーで、ワケあってこの店で働いているのかもしれない。実際、アイドルグループの中には、会員番号だったりIDがあったりもするのだから…。そう思うと興奮も高まり、マスクに手をかけたくなる。いわゆる対戦相手のマスクを破る悪役レスラーの心理であるが、風俗はフェアプレイが肝心だ。邪心をグッと抑える。
ただ、それでも、彼女があまりにもマスクを脱がされることに警戒しているのか、偶然にもマスクに触れてしまった時の慌てた様子と表情がマスク越しに伝わり、それが妙にイロっぽく思えるのだった。
それにしても、彼女の悶えっぷりも実に良かった! 性感帯は乳首ということで、ペロリと舐めただけでも瞳が潤む。さらに、ムギュムギュと美乳を揉めば、吐息が漏れ出す唇もエロく映る。そして、指先でクリちゃんをイジった時のイキっぷりもハンパなかった。
これは、顔を見せないからこそ、思い切ってプレイができるということでもあるのだろう。つまり、客にとっても女の子にとっても、マスクはありがたいアイテムなのである(断言!)。
結局、マスク女子にフェラをされてイクという、筆者にとっては生涯初となる体験となった。同時に『すべてが見えないからこその興奮』というものが、こんなにも気持ちイイということを発見できて、風俗はまだまだ奥が深いと思うのだった。
(文=子門仁)