20年以上に渡っての風俗ユーザーである筆者にとって、いまでも残念なことは、都内から店舗型のイメージクラブ(イメクラ)がほぼ壊滅状態になってしまったことだ。もはや、二十代の都内在住の若者から「イメクラって何ですか?」と質問されるほどの過去でもある。もちろん、風俗店で働いている女の子の方も、世代が若くなれば、当然イメクラの詳細を知らないコが存在する。
イメクラは、プレイのシチュエーションに合わせて造られた部屋(プレイルーム)で、それに合ったプレイをしていくことだ。たとえば、『痴漢イメクラ』であれば、部屋のドアを開けると吊革に横一列に作られたシートがあり、女の子は制服姿でスタンバイ。背後から近付いてスカートをめくり、そのまま…という流れだ。あくまでも個人的な意見であるが、お気に入りの女の子と一緒に“物語を作り上げる”一体感のようなものが醍醐味だったと思う。
その都内のイメクラが壊滅状態になり、台頭してきたのが『コスプレ』だった。アキバ文化が注目をされたことも重なって、アニメなどのキャラクター系、働く時に着用する制服を着ての職業系など、大まかに分けてこの2種類のコスプレが風俗業界に定着した。このコスプレも細分化し、姿形が変わってもイメクラのようなシチュエーションプレイを楽しめることは、風俗ユーザーとしてありがたいかぎりだ。そんなイメクラとコスプレについて思いをめぐらせている中、ちょっと気になる“コスプレ風俗店”を発見した。
そのお店は、新宿区某所を拠点とするホテヘルなのだが、ホームページを見たところ、女の子の年齢は、下は18歳もいれば、上は、いわゆる熟女世代と幅広く在籍。コスチュームは主にJK的な制服がメインで、上の世代はいかがなものかとも思ったが、そのほかにもいろいろな衣装があるようだ。
コスプレ系風俗店では、「女の子を選んでからコスチュームを選ぶのか?」「コスチュームを選んでから女の子を選ぶのか?」も重要なポイントだ。今回の店の場合は、在籍女性のタイプの幅が広いので、まずは案内が可能な女の子から教えてもらうほうがベターだろう。