「まぁ、最近の若い女の子のタレントは、態度もオッパイもデカイからね。Wの代わりなんて、イッパイよ!」
と、まるで「アタシが業界の裏番」と言わんばかりの表情で中川おばちゃんは話し始めた。
まず、彼女が一目置いているのが、女優としてシンガーとして活動をしているSだという。彼女は昔、池袋の超有名なヤンキーだったというウワサもあり、大阪でスケ番だったWと重なる部分は少なからずある。「Sって、お付きの人間を10人位ぞろぞろ連れて局内を練り歩くのよ。そのスタッフは全員、“オイ!”呼ばわりよ!」と、池袋時代を彷彿とさせる言動が続いているという。
Sに関しては、最近、有名な元スポーツ選手との結婚話が出ているけど、うまく進まないのは、彼女の過去に関係があるのではと勘繰られているのも納得かもしれない。
Sと同じくヤンキー系ではKもポスト・女ご意見番になれるのでは? そんな声が上がっているが、中川おばちゃんはイマイチと感じているらしい。と、いうのも、
「あの女、ぶっちゃけアホじゃない? 台本の漢字、読めないから、K専用のふりがなだらけの台本があるって話よ」
とピシャリ。中川おばちゃんが、Kに対して、ここまで辛辣なのにはワケがある。それは、「Kって禁煙キャンペーンに参加して挫折したほどのヘビースモーカーじゃない? で、アイツ、トイレで隠れて吸っていることがあってさ…中学生かって!」と、有望な若手女優をアイツ呼ばわりするほど怒っているのだ。
また、中川おばちゃんが密かに注目をしているのが、かつてアイドルグループに在籍し、ミュージシャンとデキ婚したIだとか。「あのグループはリーダーだったNがいるけど、Iのほうがハッキリと意見を言っていたし、ヤンキー時代に磨いたケンカのスキルもスゴイってウワサよ。アタシ、後期メンバーをシメているところを見たことあるもん!」と興奮気味に話す。
Iは、たしかに姐御キャラである。しかし、育児などで仕事をセーブしているので、現在は表立った活動は少ないが、今でも彼女に相談する後輩は少なくないという。それゆえに、子育てがひと段落して第一線に復帰すれば、『女ご意見番』というポジションに定着するかもしれない。