当然ながら、外出先ではトイレに行くことができず、テレビ局でも一度も用を足したことがないという寺田。まさに筋金入りの潔癖症である彼女に対して、太田光（50）などはキャラ設定なのではないかと怪しんだが、家にはトイレが10カ所以上あるというのだから、タレント的なアピールではないのだろう。
「トイレが10カ所以上というのは、『どんだけ金持ちなんだよ』というツッコミが入りそうですし（笑）、とにかく寺田さんは世間の関心を集めることには成功しましたね。情報バラエティとして人気の『サンジャポ』には、注目の新人タレントがよく出演します。この番組をきっかけにブレイクした人も多く、ダレノガレ明美さん（25）なども父親からの虐待の過去を涙ながらに明かして、一躍注目を集めた。もちろん、全員が売れるというワケではありませんがね。ただ、派手なルックスからは想像できない壮絶な体験を語ったダレノガレさんと同じように、寺田さんもキュートな見た目とは真逆ともいえるバックボーンを明かしたことで、視聴者にも好意的に受け入れられそうです。引きこもりという過去はネガティブなイメージもありますが、そうした経験がありながら頑張っているとして応援したくなるのでは。
また、潔癖症という個性もバラエティでは重宝される。特にトーク番組などでは、潔癖症VSズボラといった企画も多いですからね。そうした番組で結果を残すことができれば、バラエティでも活躍することができそう。すでに9月放送の『アウト×デラックス』（フジテレビ系）にも潔癖すぎるアイドルとして出演して、マツコ・デラックスさん（42）に『あんた異常ね』と言われていましたが、その“異常さ”が面白おかしくイジられることになれば、仕事の幅も広がると思います」（芸能ライター）
「人前に出るリハビリに」と、母の勧めで読者モデルを始めたことがきっかけで、芸能界に興味を抱くようになったという寺田。本格的な芸能活動をスタートさせてまだ間もないが、長年にわたって熟成された魅力を存分に発揮してほしいものだ。
（文＝愉快）
