そういった状況の中、黒木は10日に自身のTwitterを更新。「撮影終わりにCrossfit! 汗でメイク流れました」とのコメントと共に、トレーニングジムでピースサインをしているすっぴん写真を公開してネット上で大きな話題を集めた。
元から目鼻立ちがハッキリしている黒木だけに、あまりイメージに変わりはないものの、いきなりのすっぴん披露にファンらは素早く反応。フォロワーからは「メイク落ちてもやっぱり美人!」「笑顔がステキすぎます」といったコメントが続々と寄せられた。さらにこの画像はニュースサイトなどでも取り上げられ、瞬く間にネット上に拡散。さまざまな「まとめ系サイト」に転載され、ネット―ユーザーからも黒木の美貌に驚きと絶賛の声が上がった。
ニュースサイトの中にはドラマの内容に触れたものもあり、視聴率にも良い影響を及ぼすかと思われたが、13日放送の第4話は3.9%で、前回を下回ってしまうことに。同時間帯にサッカー「日本対イラン」の親善試合が裏で放送されていたことも関係しているのだろうが、新しい視聴者を取り込むどころか、既存のファンもポツポツと離れている印象だ。
「女性芸能人の中には日に何度も自身のSNSを更新するタイプもいますが、黒木さんはそれほど頻繁ではなく、数日間音沙汰がないこともよくあります。そのため、ドラマの放送期間中のすっぴん画像の投稿は、ちょっとした話題作りという感覚があったのかも…。まあ、数字には結びつきませんでしたが、主演女優がこうした“捨て身”の行動をとることによって、スタッフの士気が上がることもあります。硬派な雰囲気が漂う『デザイナーベイビー』は、この春に放送されたピエール瀧さん(48)主演の土曜ドラマ『64(ロクヨン)』に似ているところがありますから、回を重ねるごとに注目度が上がるのかも。『64』も視聴率的には振るいませんでしたが、放送のたびに続々と反響が寄せられていましたからね」(ネットライター)
黒木にとって、BSや単発ドラマを除く地上波の連ドラ主演は、2011年放送の『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』(テレビ朝日系)以来4年ぶり。数字はともかく女優としての存在感を発揮してもらいたいものだ。
(文=愉快)