風俗ユーザーであれば、一度は「一日にどれだけの風俗店で遊べるのだろうか?」と考えたことがあるだろう。
先日、風俗好きな後輩との酒の席で、「都内を走る鉄道で、一番効率良く風俗(街)を回れるのは何線か?」という話になった。最近では、上野東京ラインが常磐線、高崎線などに乗り入れしているので、都内だけではなく関東近郊の風俗街を巡れるという意見も出た。
しかしながら、“効率良く”という点を重視すると、後輩は山手線推しであった。新宿、池袋、鶯谷、日暮里、渋谷、五反田、大塚、新橋といった風俗街のある駅に停車するからである。一方、筆者は京浜東北線を推した。それは、大宮、西川口、赤羽、日暮里、鶯谷、新橋、大森、蒲田、川崎、鶴見、横浜、関内と、1都2県の風俗街を巡れるからである。
推したからには検証しなくてはならない。そこで筆者は後輩と次のようなルールを決め、『風俗トライアスロン』にチャレンジすることにした。
「始発から終電まで」
「訪問する店の半分以上は店舗型風俗店であること」
「料金の上限は決めない」
「発射しない場合は訪問カウントに入れない」
「バイ○グラの服用は1回のみ」
某日朝6時45分に、まずは大宮駅に降り立った筆者。そのまま宮町という地域に行き、『A』というソープランドの門をくぐる。7時からの営業に備えて受付を済ませる。70分コースが総額15,000円という格安ソープランドである。ということで、お相手の泡姫は40代半ばのオバちゃんであった。ちなみに、本来は60分コースなのだが、早朝サービスで10分間の延長が無料だった。正直なところ、この先々を考えると“魔の10分間”になりかねないのだが…。
この『風俗トライアスロン』において考慮すべき点は、時間だけではない。発射回数も考えなくてはいけないのである。70分コースであれば、筆者の場合、2回は発射できるだろう。しかし、オバちゃんソープ嬢の「朝勃ち任せで、まだ頑張れるでしょう?」という誘いをグッとガマンして店を後にした。