しかし、26歳という若さで徳間書店史上最年少の雑誌編集長となった経歴を持つ「LARME」の中郡氏(現在は29歳)は、「ピタピタのパンツは久々に見た」「ワイドパンツとか、リラックス感があるパンツがトレンドなので、(平子のファッションは)2015年ではない」と辛口コメント。それに対して平子は、「それ(ワイドパンツ)ももちろん履くんですけど、スキニーも履きたいし」「クラッシュデニム流行ってるじゃないですか」「いまの格好でいろいろ決められると困ります」と反撃。その様子を見ていたMCの渡辺からは「怖い怖い!」という声が上がるのだった。
一方、その後に登場したモデルのラブリ(25)は、コムデギャルソンのビンテージコートと裾を大きくロールアップしたワイドデニムに丸メガネ、ショッパーバッグという抜け感のあるコーディネート。そのラブリについて、軍地氏は「自分らしさを出すためのオシャレ偏差値が一番高い。今年トレンドのビックシルエットを意識しないで取り入れてる」「誰にも真似が出来ないファッション。一番大事なのは自分を知っていて自分に似合うということ」「良いものとの付き合い方もきっちり分かっていて、逆に25歳でもこんなオシャレになれるんだって思わせるようなバランス感が最高でした」と大絶賛。その結果、ラブリは参加した芸能人の中で私服センスNo.1に選ばれた。
「視聴者からは、今回のラブリさんについて、『これがおしゃれなのか?』『野暮ったく見える』と異議を唱える声もありましたが、ファッション関係者が考えるおしゃれと一般人の感覚はかけ離れていることもあります。いずれにせよ、モデルという立場であるラブリさんにとっては、イメージアップにもつながってうれしい企画になったことでしょう。
一方、平子さんは辛口な評価を受けたときに、表情と言動の両方で不快感をあらわにしていましたね。カリスマモデルとして第一線で活躍してきた彼女のプライドに傷がついたのかもしれません。番組の展開としてはオイシイ場面とも言えますが、このところの平子さんは整形疑惑が幾度となく取りざたされ、イメージ崩壊が危ぶまれています。そこに今回のような態度となれば、ネガティブなイメージに拍車がかかる可能性も…。もう少し余裕のある対応でもよかったのでは」(芸能ライター)
たびたび注目を集める芸能人の私服ファッション。そこから人間性まで明るみになることもあるのかもしれない。
(文=サ乙)